留学を開始して困ったこと、面白かったこと 松岡真輝 上海財経大学

●今月の目標:慣れる

今月の目標として設定したことは慣れることだ。まず必要な手続きを全て済ませること、そして授業や宿舎等、日常生活に慣れることを課した。
最初の大学の入学登録や入寮手続きは人の手を借りながらもなんとか済ませることができた。また学校の健康診断やビザの手続き等、友人に助けてもらいながら順調に進んだ。全て一人ですることが理想だったが、言葉が通じない状況で自分一人では何もできないのだと痛感した。
授業や宿舎での生活には徐々に慣れてきている。毎日の散歩で学校周辺の地理も把握でき、また友人から中国で役立つアプリを教えてもらい、少しずつ使いこなせるようになってきた。
まだ完全に慣れたとは言い切れないが最低限の日常生活を送れているため、今月の目標は達成だ。

火鍋に生の野菜や油条を入れて食べること(意外と美味しくて驚きました)

●困ったこと

① コミュニケーションがとれない

ある程度言葉の壁は予測できていたが、いざ自分がその状況に置かれると辛いものだ。友人との会話の中で話題に対する意見や感想を言いたいのに言葉が出てこず、感情を伝えられない。そのため人の話を聞くだけで会話が終わってしまう。議論したいのに、言いたいことがあるのに、思いを伝えられないことが非常にもどかしい。
さらに分からないことを質問したとしても、答えが中国語で返ってくるため、理解できず疑問が解決しない。何とかなってはいるが、他人と意思疎通をはかり、会話を楽しみたい。
今後に期待する。

電動バイクの二人乗りを体験できたこと(この後後ろに乗りました)

② 日本に帰国できなかったこと

ビザの関係上、9月に日本に帰国できなかったことが困った。中国入国後はビザの手続きが済むまで約1ヶ月は出国できないと聞いていたが、間に合うと思い9月下旬に帰国する予定を立てていた。結局帰国して出場する予定だった大学のビジネスコンテストは正式に参加することができず悔しい思いをした。
出国前に下準備の大切さを痛感した。

果物の間に平気で猫が寝てること
そしてこのことを誰も気にしてないこと