「浙江省人民対外友好協会とのネット交流座談会」開催報告
・福井県日中友好協会
五月十一日、浙江省人民対外友好協会から陳艶勤専職副会長を含め四名、福井県日中友好協会から酒井哲夫会長を含め六名で、ネット交流座談会を行った。
約一時間の座談会では、コロナの流行が両国間の交流にさまざまな影響を及ぼしていることや、この状況下、急速に変化する世界情勢の中で日中交流を維持することの重要性をお互いに改めて再認識した。また双方は、コロナ患者の状況や、ワクチン接種に関する情報の交換、青少年交流が近い将来再開される日を楽しみにしていることなどについても話し合った。
最後に私たちは、この困難を乗り越え、日中友好関係の発展を促進し続けるために最善を尽くすことに同意した。(森下育夫)
念願の特定非営利活動法人(NPO法人)として、再スタート!
・茨城県日中友好協会
定時総会と特定非営利活動法人設立総会が、5月11日、水戸駿優教育会館大ホールで221名(内委任状131名)が出席して開催されました。
総会では、冒頭に名誉会長・いばらきパンダ誘致推進協議会会長の大井川和彦茨城県知事から「協会の熱心な活動にしっかり応援したい」、川津隆会長から「未来志向の挑戦する組織に」という話があり、続いて来賓の石井県議会副議長、高橋水戸市長、パンダ誘致3団体を代表して小川日立市長の挨拶がありました。
議事では、五十嵐理事長から、コロナ禍の中、出来得る活動として広がりを見せた「パンダアートコンテスト」や、オンラインで開催し世界に発信している新春交流会の「未来フォーラム」等々の事業報告、今年度はそれらに加えて「パンダダンスの動画コンテスト」を全県下、特に幼稚園等から始める計画も承認されました。
役員改選では、執行部の再選と共に、青壮年の方々が多く選出され、活躍が期待されるところです。
全国では9番目ですが、念願の特定非営利活動法人(NPO法人)の設立総会が同時開催されました。県日中の法人化は2001年にも検討課題でしたが、今回、新執行部による延べ10回の会議の上に承認可決され、設立されました。
時代や取り巻く環境の変化から、従来の任意団体として、会員の会費収入だけでの運営の難しさや、これからの中国との友好交流を踏まえると、遅ればせながら法人化は必要性がありました。
特定非営利活動法人茨城県日中友好協会設立総会スローガンとして、日中友好関係を民間主導で、Web通信媒体も使って更に情報発信を行うことなど7項目の活動、スローガンを採択。両総会は「三密」を避けながら無事終わり、再スタートが始まりました。(事務局長 西野真幸)