王根華 中華人民共和国駐札幌総領事館総領事が着任
・北海道日中友好協会
王根華・中華人民共和国駐札幌総領事館総領事が着任し、3月13日、札幌市中央区の北海道日中友好協会事務局を訪問しました。協会の鳴海良司副会長ら役員が歓迎し、約1時間懇談しました。
3月2日に北海道札幌市入り。王総領事は「日本には初めて来ました。以前は帰国の途中に一度、あこがれの日本に寄れればいいなと思っていましたが、仕事で直接来ることになり、とても嬉しく思っています。海外赴任先は6か所目です。着任後、北海道日中友好協会は初めての訪問先となります。貴協会が長年、中日友好に努力していることを知っています。今日の訪問で友好に情熱を持っている方がたくさんいることが分かりました。今後、自信をもって中日友好を進めたいです。在任中に全北海道を回りたい。青少年交流、女性交流含めて今年から事業をやっていきたいです」とにこやかな表情で挨拶しました。
応対した鳴海副会長は「そろそろ日中青少年交流を活発にしていきたいと思っています。訪問することで、本当の中国を知ることができる。これはとても大事なことです」と話していました。
(事務局長 種田英朗)
「春節を祝う会」 旧交温め会場に熱気
・岩手県日中友好協会
2月3日、岩手県日中友好協会と岩手県中国人会の共催、中国駐札幌総領事館の協力の下「令和6年 春節を祝う会」が開催されました。岩手県内各地から30名以上の方にご参加いただき、会場であるMCL菜園調理師専門学校のホールが熱気に包まれました。
会には岩手県庁ふるさと振興部国際室室長の菊池孝様にご出席を賜り、工藤昌雄理事長の主催者挨拶に続き、龍澤尚孝会長の挨拶、岩手県中国人会 崔粛京会長の挨拶、岩手県庁の菊池室長の挨拶・乾杯の後に、食事・歓談に入りました。
食事中は、二胡演奏者の陳為先生らによる古箏・二胡の演奏や、当協会顧問の鈴木俊一衆議院議員から頂戴した祝電が披露されました。料理は岩手県中国人会の皆様にお作りいただき、岩手県日中友好協会は会場準備や会の運営を行うという形での初めての試みとなりましたが、盛岡中央高等学校生徒会の皆さん、MCL菜園調理師専門学校の職員の皆さんの協力の下、盛会裡に閉会となりました。参加者の皆さんは旧交を温めながら、日中の親善および友好活動に対する思いをさらに強く持たれたように感じました。
(事務局次長 境谷江梨子)
「第30回おひなまつり会」を行う
・宮城県日中友好協会女性委員会
3月10日に恒例の「おひなまつり会」を国際センター研修室で開催しました。3月3日は“女の子の節句”ですが、中国にはない行事。今回は男子留学生やお父さんの応援参加もあり、5か国48名のアットホームな楽しい集いとなりました。
午前は来賓あいさつ(県日中・金井恭子、横山弥生副会長)、留学生と華僑華人の自己紹介、雛あられ付きの“雛祭り弁当”のお食事会、午後からはおひな様の由来と紹介アニメを上映、続いて「みんなでうたおう」では「うれしいひなまつり」の他、中国でも歌われている日本の歌を友情出演の平間秀一さんのギター伴奏で、日本語と中国語を交えて「北国の春」、「昴」を男子留学生、「月亮代表我的心」を女子留学生、最後に「幸せなら手をたたこう」を皆で合唱。会場席から親子の登場もあり、皆で楽しく歌いました。最後に、華人女子の「仙台華花踊りチーム」による少数民族の踊りが披露され、参加者を魅了しました。
この他、全員参加のビンゴゲームで非常に盛り上がりました。今回は初めてミニフェスティバル的な試みでしたが、皆さんからは「とても温かさが感じられる企画でした」「おひなまつりのアニメがよかった」「大変楽しい時間でした」と感想をいただきました。
(委員長 水戸憲子)
浙江省・杭州市を訪れて
・栃木県日中友好協会
2月24日~28日にかけて、浙江省人民対外友好協会の招きで浙江省・杭州市を訪れる機会を得た。
第5回栃木県日中友好協会主催の中国語スピーチコンテストに上位入賞を果たした浙江大学・宇都宮大学・宇都宮共和大学・大東文化大学で学ぶ7名の学生達と上海で合流。翌朝、杭州市に時速300キロの高速鉄道であっという間に着いたが、初めに訪れた浙江省屈指の進学校・十三中学校では3千人の生徒を導く若き校長の瞳に溌溂とした光を感じた。夕刻には浙江省人民対外友好協会常務副会長邢絵東先生より7名の学生に中日友好親善大使の盾が授与された。続いて開かれた豪勢な晩餐会では御礼の意味で一行12名が「ふるさと」を合唱。終わりに中日全員で「北国の春」を声高らかに歌い閉会となった。
翌日訪れた浙江大学は6万人の学生と9千人の教授が集う広大なキャンパスであり、完備した学生寮・図書館・博物館等は中国のエネルギーと発展を強く印象付けるものであった。
紹興市・魯迅の故郷なども訪れ実り多い旅となったが、学生達にとり得難い体験をできた事が何よりで、ご尽力頂いた中日関係各位に心より感謝申し上げる次第です。
(理事長 白石雄治)
第32回佐倉市日中友好協会
親善オープンゴルフ大会
・千葉県 佐倉市日中友好協会
3月28日(木)、風もなく時折日がさすゴルフ日和に、第32回佐倉市日中友好協会親善オープンゴルフ大会が芝山ゴルフ倶楽部で盛会に開催されました。長谷川稔会長から日頃の佐倉市日中の活動に対するご理解とご協力への御礼、参加者への御礼、「プレーを楽しんでほしい」との挨拶後、県日中小野﨑一男理事長からも励ましのご挨拶をいただきました。挨拶後、OUT・INそれぞれ10組・11組に分かれ、会員・会友・初参加者を含め80名でプレーを楽しみました。中国人の会員さんが友人を連れて来るなどして、この日新たに1社が佐倉市日中の法人会員に、1名が会員になりました。
挨拶を交わしながら、日頃の忙しさを忘れ、男女混合組・グループ等々で和気あいあいとプレー。「池に入ったよ」「残念OBになったよ」「ナイスショット」等々大きな声も聴かれました。今大会も親睦と交流が充分出来、参加者の皆さんの喜ぶ姿に接し嬉しく思いました。
今回も参加者が多いため表彰式は止め、組ごと個々に賞品を渡し、コーヒーとケーキを食べていただき散会としました。男子優勝・脇浩さん、女子優勝・鈴木あや子さん、おめでとうございました。
(会長 長谷川 稔)
5年ぶり! 上海の朋友们と再会、
友好交流を楽しむ
・神奈川県 横浜日中友好協会
相互交流のある上海師範大学老年大学の呉霞琴元教授、学生ら一行が、3月27日から4月3日の日程で来日した。横浜のマリンタワーで歓迎会を開催して、5年ぶりの再会を喜び合った。4月1日には、開発が進む横浜市港北区で自然を守る為、飯田家(飯田助知・横浜日中友好協会会長宅)が開放している「市民の森」の竹林散策や花桃を観賞した後、会長宅前庭でお弁当と、ボランティアの皆さんが手作りで準備した家庭料理に舌鼓を打った。
愛好家の手ほどきで、熱心に折り紙にも取り組んだ。また、昨年10月に亡くなった上海との交流が深い谷村新司の「いい日旅立ち」「サライ」や「群青」の歌声が流れ、上海でも良く歌われている 〝昴〟 を皆さんで合唱して友好の輪を広げた。
羅志林上海師範大学元教授自らが作製した掛け軸が飯田会長に贈られた。今年は桜の開花が遅れたものの麗らかな天候に恵まれ、久しぶりに交流を深めるとともに“上海見!”を合言葉に名残を惜しんだ。
(事務局長 小松崎勇)
帰国者の体験発表・講演と
春節コンサート
・長野県日中友好協会
長野県と県日中友好協会中国帰国者交流センターは2月12日、「第12回中国帰国者への理解を深める県民のつどい」を長野市若里文化ホールで開きました。帰国者の体験報告と飯島春光先生の講演が行われ、70人が熱心に聞き入りました。第2部では日中友好春節コンサート会場に移動して400人の皆さんとともに二胡の演奏を楽しく鑑賞。コロナ禍で5年ぶりの再開となった方もいて、手を取り合って喜んでいる姿が見受けられました。
主催者を代表して、手塚靖彦・県健康福祉部地域福祉課長は、帰国者の皆さんが言葉や生活習慣の困難を克服して努力されてきたことにエールを送った後、開拓団のたどった悲惨な歴史を語り継いでいくことの重要性を述べ、帰国者が穏やかで安心した生活を送っていただくためにともに努力していきたいと語りました。西堀正司・県日中友好協会会長代行は「全国一満州開拓団を送り出し多くの犠牲を出した長野県には5000人余りの中国帰国者が暮らしている。開拓団の悲劇と帰国者支援は、長野県と県民にとって忘れてはならない歴史。本日は帰国者の歩んだ歴史と現状への理解を深め、支援交流にともに励んでいきたい」と述べました。
体験報告で中村みどりさん(72)=松本市=は、「残留孤児の夫は中国人養父母に育てられ、内モンゴルに暮らしていたが、日本の厚生省から手紙が届き、日本に帰った。私は希望をもって来日したが、言葉もわからず今後に不安を感じ、中国での生活が懐かしく思い出された。喬木の帰国者自立研修センターで徐々に日本の生活に慣れ、日本人の親切を感じられた。松本に定着し、日本語教室に通い、日中友好協会やナルクの皆さんに支えられ、陽だまり活動などに参加し、日本が好きになった。1世が亡くなっても配偶者が困らない制度もできて、安心している。いまは本当に幸せです」と振り返りました。
飯島先生は、「歴史と体験を伝えていこう―中国残留日本人の孫たちと学んできた満州開拓団・戦争」と題して講演。先生は90年代後半から中国帰国生徒が急増した時期に、篠ノ井西中学で18年間教鞭をとり、「満州移民」に焦点を当てた学年ぐるみの平和学習に取り組み、家族(祖父母、曾祖父母)への戦争体験聞き取りや発表することを通じて、生徒たちが身近にこの問題を感じ取れるよう指導を行って、帰国子女に対する激しい虐め、“荒れた学校”問題を克服していきました。
「長野県が全国最多の満州開拓団を送り出した事実を、信濃毎日新聞の調査によれば、18~20代の46・4%が知らない。中国帰国者の日本でのご苦労やその理由も知らない中、今、3世・4世世代(中高生世代)は日本語が達者で、中国語が話せない。先生方は、生徒の家庭の歴史を知らない。3世・4世世代はどういう歴史を背負っているかを知り、自分の歴史に自信をもって生きていってほしい」と強調された先生の言葉が心に残りました。
続いて、日中友好春節コンサート。高山賢人さんの二胡に、高久史子さんのピアノ、山田和矢さんのドラムが加わり、息の合った演奏でした。「光明行」「夜来香」「蘇州夜曲」など中国の楽曲のほか、「花~すべての人の心に花を」、「Libertango」も披露され、最後はおなじみの「賽馬」で締めくくられました。会場では、帰国者の皆さんも一緒に楽しいひと時を過ごしました。春節コンサートは、長野県日中友好協会と長野市日中友好協会の共催で開かれました。
(事務局長 中澤保範)
スキー交流会 5年ぶりに開催
50人が楽しく交流
・長野県日中友好協会女性委員会・青年委員会
長野県日中友好協会女性委員会と同青年委員会の主催により、2月25、26日の両日、山ノ内町の竜王スキーパークにおいて、第43回日中スキー交流会が開かれました。中国大使館・帰国者・華僑華人・友好協会会員の皆さんなど50人が参加し、5年ぶりの楽しい交流会となりました。
開会式は楽奇温泉旅館で行われ、石﨑琢哉実行委員長の司会で、宮沢信代女性委員長が開会を宣言、西堀正司県日中会長代行があいさつ。「参加者が心を通わせ、ケガの無いよう日中友好の楽しいスキー交流会にしましょう」と呼びかけました。
初級レベルの指導に当たる、宮崎常夫・小林敏・三井正美・小坂秀人らの各氏が紹介され、記念撮影の後、バスでスキー場に向かいました。13時半から16時半、1日目のスキーやスノーボードの教室がおこなわれ、初心者もマンツーマンの指導でだんだんと直滑降やボーゲンのコツを覚え、滑れるようになっていきました。
夜の懇親会では、西村源さんの司会で、松本華恵青年委員長が開会の辞を述べ、布施正幸県日中副会長がスワロースキー㈱(丸山哲社長)や楽奇温泉旅館(小林潤子代表)の協力のもと、5年ぶりに友人を迎えスキー交流会を開催できたことに感謝し、「中国大使館、帰国者、華僑華人の皆さんと友情を深め、日中の平和友好に貢献していきましょう」とあいさつしました。大使館の5名を代表して、劉丙鑫2等書記官は参加できたことに感謝し、日中友好を深め、スキーレベルの向上にチャレンジしたいとあいさつしました。
王昌勝県華僑総会会長の音頭で乾杯。女性委員会によるフラダンスや、中国や日本の歌などが披露され、賑やかな懇親会となりました。中締めを足立正則飯山日中会長が行い、余韻冷めやらぬ中、一次会終了。会場を移してカラオケのど自慢交流が行われました。
2日目もまずまずのスキー日和。自信をもって滑り降りる姿が目立つようになりました。スキー教室を終え、昼食、そして閉会式。松原京子さんの司会で、宮沢女性委員長が、交流会が無事、楽しく実施できたことに感謝。参加者代表の5名から感想発表があり、「スキーを滑れるようになり、楽しい思い出になった」「来年もまた参加したい」とのうれしい声が聞かれました。東京や横浜からの友人参加や飯山・中野・須坂・長野・上田・松本・飯田などからの参加があり、有意義な交流ができました。
女性委員会と青年委員会のメンバーは多忙な中、準備に当たり、当日もピンクや黄緑のジャンバーを羽織って受付、用具の手配、会の進行にと大活躍でした。
(長野県日中友好協会 副会長 布施正幸)
滋賀第二回児童唐詩大会
・滋賀県 彦根市日中友好協会
3月9日(土)、彦根市鳥居本公民館にて、滋賀華僑華人総会主催、彦根市日中友好協会の協力のもと、滋賀第二回児童唐詩大会が開催されました。
本大会は、ご父兄が中国にルーツを持つ子どもたち及び、ルーツは無くても中国語を学ぶ子どもたちが集いました。年齢に基づく5つの部門、幼児、小学生(小学1〜2年/小学3〜4年/小学5〜6年)、中学生、及び成人特別枠に分かれ、それぞれの部で『春暁』『相思』はじめ十四首の中から、参加者たちが一首を選び、詠いました。
緊張しながらも一生懸命最後まで詠い終える子どもたち、落ち着いて淡々と唐詩を詠う子どもたち、更にはお子さんに負けじとお父さんたちも詠われて、微笑ましい姿には様々な形がありました。日々練習を積み重ねて大人数の前で唐詩を正々堂々と詠った参加者の姿は、観衆の皆さんに多くの感動を与えました。発表会後はみんなの頑張りに報いるため、全員に対しもれなく公平に表彰状と参加賞が授与されました。大きな拍手が沸き上がり最高潮の盛り上がりを見せました。
彦根市には、三つの大学(聖泉大学、滋賀県立大学、滋賀大学)が有り、元留学生の方たちで卒業後も継続して彦根市で家庭を築いている中国人家庭が多くあります。そして親となった卒業生が子どもたちへ母語教育を続けていることで、子どもたちもまた自然と中国文化や考え方が身に付くと同時に、普段の学校生活や地域交流を通じて日本文化を学んでいます。子供たちの友人や地域住民の方々も彼らの真摯な姿に共感して、多文化共生社会を尊重する雰囲気や体制が彦根市には根付いています。
ご来賓兼審査員を務めていただいた滋賀県国際課、中華人民共和国駐大阪総領事館、彦根市日中友好協会の方々はじめ、お子さんたちのご家族、大勢の方々に参加していただくことができ、大いに盛り上がりを見せた唐詩大会となりました。特に中華人民共和国駐大阪総領事館の方には大阪から車でたくさんの参加賞をご持参いただき、厚く御礼申し上げます。
(横山綾香)
第30回春節を祝う会
4年ぶりの開催で盛り上がる!
高知県・安徽省友好交流30周年記念行事への参画も
・高知県日中友好協会
NPO高知県日中友好協会主催(共催:高知地区中国留学生学友会、協賛:四国華僑華人連合会・高知県日中友好中国帰国者の会)の第30回春節を祝う会が2月17日(土)に高知会館で開催されました。コロナ禍のため4年ぶりの開催となりました。
午後6時から開催された春節を祝う会は高知大学・高知工科大学・県立大学・明徳義塾高校・龍馬デザインビューティ専門学校から51名の留学生と引率の先生、当協会の会員や県・高知市などの行政機関、国会議員・県議・市議、労働団体、経済・商工団体、四国華僑華人連合会などから約150名が集まり、オープニングに趙景明さんとお弟子さんの二胡演奏があり、坂本茂雄副会長兼事務局長の司会で始まりました。
主催者を代表して、岡林俊司会長が元日に発生した能登半島地震で死亡・被災された方へのお悔やみとお見舞いの言葉を述べ、南海トラフ巨大地震への備えを強調しました。そして日中友好協会の基本理念は“民でもって官を促す”であったが、最近は“経済をもって政治を動かす”、”地方をもって中央を動かす”の言葉も言われだしたと紹介し“民間交流”の促進を呼びかけましました。
その後、来賓の今井典子高知大学グローバル教育支援センター長、中谷元衆議院議員、広田はじめ参議院議員、大椿ゆうこ参議院議員から祝辞がありました。そのあと薛剣中国駐大阪総領事館総領事、浜田省司知事、桑名龍吾高知市長からのメッセージの紹介・代読がありました。とくに今年は高知県と安徽省の友好交流30周年の節目の年であり、双方の訪問団の派遣・記念行事への参画が呼びかけられました。そして県議・市議を代表して日中友好促進高知県議会議員連盟の土森正一会長からも激励の挨拶がありました。
続いて、高知地区中国留学生学友会役員及び各学校ごとに留学生が舞台に上がり、代表の学生から流ちょうな日本語でお礼の言葉があり、留学生全員に岡林会長から記念品としてチョコレートが贈られました。
その後、平田文彦高知市議会議長の乾杯音頭で開宴し懇親交流を深めました。懇親会の進行役には中国留学生学友会の2人が務め、留学生の歌や中国帰国者の会の皆さんの歌と踊りも披露されました。とくに、明徳義塾高校の留学生は詩吟「黒田節」を披露し会場を沸かせました。また各団体から提供された景品や愛媛県在住の著名な画家の牛子華画伯がその場で描いた〝龍の絵〟を抽選し大いに盛り上がりました。牛子華画伯の絵は初参加の高知県太極拳連盟の方がゲットし喜ばれました。
最後に、植野克彦副会長の中締め音頭で楽しいひと時を終えました。
(会長 岡林俊司)
4年ぶりに「焼き牡蠣」囲んで『日中友好! 乾杯!!』
第12回日中友好牡蠣小屋交流会in糸島
・福岡県 福岡市日中友好協会
福岡市日中友好協会(会長:落石俊則)は3月3日(日)に、福岡県糸島市の舩越漁港の「カキハウスマルハチ」で恒例の「第12回日中友好牡蠣小屋交流会in糸島」を開催しました。中国駐福岡総領事館の成岩代理総領事をはじめ、領事、職員、ご家族など24人をお招きし、日中友好協会会員を合わせて47人が集まりました。2019年からの「コロナ禍」でこの4年間は中止せざるを得ませんでしたが、今回は久しぶりの開催となり、総領事館の皆さんは初めて経験される方がほとんどでしたので、大いに盛り上がりました。今回も、貸し切りバス2台と自家用車などの直接参加でした。
予定の午後1時に全員が揃い、牡蠣小屋の中は「日中友好」の12卓を囲み和気藹藹の雰囲気に包まれました。山口裕之副会長の進行で始まり、最初に、落石会長が「今年も恒例の牡蠣小屋交流に参加いただき有難うございます。これからも日中友好の輪を広げていきましょう」と挨拶をし、乾杯の音頭で懇親会が始まりました。日中それぞれが12卓に分かれ、各テーブルで語り合い、弾ける牡蠣の汁が飛び散る中を満面に笑顔を浮かべ、共に語らい、牡蠣だけでなく、エビやホタテなどの海の幸に舌鼓し友好の美酒に酔いました。会場は、他のお客も含めて満席状態でしたが、私たち47人はお店の一角を占めて、日中友好を願う友人たちが国境を越えた楽しい交流を行い、『乾杯! 乾杯!!』の声があちこちで何度も上がり、一気に盛り上がりました。
約2時間の牡蠣小屋交流会は、福岡の冬の風物詩としての食文化を満喫し、まさに、『日中友好! 乾杯!!』の楽しいひと時でした。2時間の予定はアッという間に過ぎて閉会となり、総領事館や日中友好協会会員の参加者は、「牡蠣が美味しくて楽しかったね」、「来年もまたお会いしましょう」と口ぐちにしながら会場を後にしました。
(事務局長 中村元氣)