スピコン全国大会で
東京代表が二人とも入賞!
・東京都日中友好協会
新年一番のうれしいニュースに東京都日中友好協会、中国語普及委員会の委員は皆大喜びしました。
私達の大きな活動の一つである全日本中国語スピーチコンテスト東京大会で、大学生の部の最優秀賞を受賞した杉浦帆南海さん(東京外国語大学2年)と一般の部の最優秀賞を受賞した今野さくらさん(会社員)を全国大会の弁論の部に推薦しました。
なんとお二人とも1月7日開催された「全日本中国語スピーチコンテスト」全国大会に入賞されました。東京大会の終わったあと、お二人とも猛練習をされたのだと思います。東京大会より格段に上手になっていました。大会の詳細は、この『日本と中国』の2月号に掲載されましたが、一般部門の今野さくらさんが第一位、大学生部門の杉浦帆南海さんが第四位、また今野さんは、出場者の中の最優秀者に贈られる日中友好協会会長賞も受賞されました。
中国語普及委員会では、今回初めて、全日本中国戯劇家協会理事・委員会委員の喬風雅さんに、間の取り方、表現の仕方や質疑応答の仕方などをオンラインで指導していただきました。
なお、委員会では、3月3日(日)に開催する中国語春期ワンデーレッスンでは、今野さんの弁論内容を題材に中国語レッスンをする予定です。
(中国語普及委員会 須山加代子)
丁玥大使夫人をお招きして
「日中女性新春のつどい」開催
・東京都日中友好協会女性委員会
立春を迎える2月3日、東京都日中友好協会女性委員会主催「日中女性新春のつどい」が4年ぶりに開催され、中国大使館より丁玥大使夫人、聶佳参事官のご出席を賜り、日本・中国・在日華人の多方面から60名を超える参加者で、会場は、春が訪れたような楽しく活気あふれる集いとなりました。
木下伸子さんの司会のもと、奥真理子女性委員会委員長の主催者挨拶、続いて丁玥大使夫人から「4年ぶりに、多くの日中友好に熱心な友人が参加されたことを嬉しく、皆様のたゆまぬ日中友好の活動と努力に敬意を表します」とのご挨拶と、能登半島地震への心からの心配と哀悼を述べられました。さらに、大学で民族学の研究をされている楊陽さんが、四弦琴の演奏と「父の草原、母の河」の歌に合わせ、利根川楊子さんが即興で優美な踊りも披露してくださいました。伊藤洋平東京都日中友好協会理事長の挨拶と乾杯の後、歓談に入りました。席上、新宿区が地区協会を結成された報告もあり、会はさらに盛り上がり、最後は、皆で「北国の春」を大合唱しました。
久しぶりの開催に、人の繋がりが断たれたコロナ禍を乗り越えられた喜びと、日中友好への熱い思いが爆発し、未来に向かって平和の連帯を築いていく誓いの集いになりました。
(戸﨑里美)
高校生の訪中報告と
上永氏の講演に大きな拍手
・神奈川県日中友好協会
恒例の新春交歓のつどいが2月8日、横浜中華街の中国料理店「華正樓」で会員ら約80名の参加の下開催され、友好活動の更なる進展を誓い合った。
つどいは講演会と懇親会の2部制。はじめに昨年10月5泊6日で瀋陽と北京を訪問した高校生7名が訪中の報告を行った。中国を直に見、中国の人たちと交流する中で中国に対するネガティブなイメージが払拭された、中国の高校生の勉学への情熱に驚いた、同じ高校生として共感することが多く人と人との繋がりの大切さを実感した、等々の高校生らしい報告に大きな拍手が送られた。続いて歴史紀行作家の上永哲矢氏が「よくわかる『三国志』の世界」というテーマで講演。曹操、劉備、関羽らの人物像とともに、日本における関帝廟や関羽像の紹介、三国志に関連した食べ物やお酒の話などに参加者は真剣に聴き入っていた。
懇親会は北京の中央音楽学院2年生の本多ゆとりさんの二胡演奏でスタート。須藤浩之会長が主催者を代表してあいさつし、来賓の黒岩祐治知事、中国大使館の聶佳参事官、(公社)日中友好協会の岡崎温理事長、県議会日中友好議員連盟の森正明会長が祝辞を述べ、横浜華僑総会の余凱副会長の乾杯の発声で祝宴に移行。発足したばかりの新宿区日中友好協会から宇都宮徳一郎会長、高橋秀華理事長らも出席され会は大いに盛り上がった。
(専務理事 三浦 修)
互いの国民性、理解大切
残留孤児3世・久保田さん講演
新春のつどい
・岐阜県日中友好協会
岐阜県日中友好協会の「新春のつどい」が2月3日、岐阜市内のホテルで開かれた。残留孤児3世で貿易会社「結翔」代表の久保田百恵さん(37)=岐阜市=の講演『日中ビジネスから学ぶこと』=写真=や懇親会で会員ら約50人が親交を深めた。
久保田さんは祖父が残留孤児で中国・ハルビンで生まれ、6歳の時に曽祖父母の岐阜へ。日本語の習得に苦労、アイデンティティーに悩んだ思春期、大学で学び直した中国語や旅行会社の経験を生かして起業に踏み切った決意を明かした。
会社は、岐阜県の誇る「関の刃物」などの輸出、中国語の商談・講演会などの通訳に特化。日中ビジネスではコミュニケーション、交渉、問題解決の能力が求められ、「互いの国民性を理解し共に歩む」姿勢が大切。特別な生い立ちをポジティブに受け止め、「日中の懸け橋」になれるよう努めたいと語った。
懇親会では能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげ、杉山幹夫会長、来賓の季文斌中国駐名古屋副総領事が「国同士の課題や困難があっても未来のために手を携えよう」とあいさつした。
(文・理事長 土屋康夫)
4年ぶりの「彦根春節交流会」
・滋賀県 彦根市日中友好協会
彦根市日中友好協会では、1月20日(土)に2020年1月19日以来の4年ぶりとなる「彦根春節交流会」を開催しました。この間、コロナ禍の自粛、活動の拠点としていた彦根市民会館の老朽化による取壊しがあり、活動は休止状態になりました。昨年コロナが5類に変更されてから会員さまや彦根春節交流会に参加した仲間から来年は是非しましょうとの声を多数いただきました。
コロナ禍前の「彦根春節交流会」は、一般市民参加はじめ、彦根市を含む周囲の市町村から仕事来日、結婚来日、留学生等100人以上の参加者と更には、来賓に中華人民共和国駐大阪総領事、彦根市長をお招きして賑やかに開催しておりました。お料理7~8品目、水餃子はじめすべて参加者皆さんの手作りでした。今年は、彦根市日中友好協会と滋賀県にお住まい中国人の方たちで構成された滋賀県華僑華人総会との共催で、会場は彦根市中地区公民館、参加者も2団体の会員と家族に限定にしました。
手作りお料理は水餃子とトマト卵炒めです。午前9時に集合。みんなで水餃子作りにかかりました。手分けして白菜とニラをみじん切り、皮にする小麦粉をこねる、トマトを切る者、下準備が整うとみんなで調理台を囲み一斉に餃子包みです、慣れない手つきで餡を包んで行きます。次々と大小様々個性的な?餃子が出来上がりました。大鍋の中で茹で上がった水餃子は皮が破れて中身の餡が飛び出した物も有りますが味には変わりはないはずです。
水餃子、トマト卵炒め、更に会員である宝源さんから麻婆豆腐と鶏の唐揚げを取り寄せて4品が揃いました。
13時まえ、安居会長の挨拶、会員の谷口典隆さんの乾杯の発声でお食事会が始まりました。形は不揃いでも手作り餃子はとても美味しくてワイワイと会話がはずみます。皆さんお腹がいっぱいになったところでビンゴゲームです、さらにワイワイと盛り上がりました。目玉の景品は駐大阪総領事舘からいただいたパンダのぬいぐるみです。参加された子供たちにパンダがまんべんなく当たるよう司会の銭さんの進行は素晴らしかったです。参加者は36人うち子どもさんは4人でした。皆さんに楽しんでいただき、久しぶりの「彦根春節交流会」でした。
(事務局長 北村忠雄)
2024奈良県日中
手づくり合同新年会を開催
・奈良県日中友好協会
令和6年2月3日、奈良県日本中国友好協会は、奈良地域中国留学生学友会、奈良県中国帰国者連絡会と合同で2020年以来4年ぶりとなる三者合同新年会を奈良女子大学ラウンジをお借りして開催しました。「手づくり」ということで、留学生たちと一緒にメニューや出し物や抽選会などを考え、自分たちで手配することで一体感を作り上げていきました。ホテルなどでの新年会のような一流のおもてなしはできませんが、ご来場の皆さまとともに和気あいあいと楽しく盛り上がりました。中国人留学生と日本人学生で50名、中国帰国者23名、奈良県日中友好協会会員、準会員、一般参加者招待者含め57名、総計130名の参加となり、若い方々を含めての格好の日中友好イベントになりました。
会場には駐大阪総領事館から薛剣総領事も駆けつけてくださり、一緒に楽しんで頂きました。留学生の皆さんもコロナ禍時は楽しいイベントが開催できなかったこともあり、今回の新年会をより堪能、盛り上がって頂きました。今後もこうした「仲間と一緒につくる」ことに注力して日中友好活動に取り組んで参ります。
(事務局 塩崎義郎)
退任前の律総領事迎え
「2024年新年会」を開催
・福岡県日中友好協会
福岡県日中友好協会は、昨年に続き恒例の「2024年新年会」を1月17日に福岡市の「福新楼」で開催しました。当日は理事・各地区協会員21人と中国駐福岡総領事館:律桂軍総領事・成岩副総領事ら7人の計28名が参加しました。特に、総領事館から過去最多の7人が参加されて、会を大いに盛り上げていただきました。その前に「第8回理事会」を開いて今年の取り組みなどを確認した後、会が始まりました。
冒頭挨拶に立った森山沾一会長は、「昨年は日中平和友好条約締結45周年の年で、5月には全国に先駆けて記念の九州大会を開催しましたし、10月には、第2回目の「スピーチ&作文コンクール」を開催しました。さらに、11月には「第6回九州日中友好訪問団」(団員37人)を派遣して大きな成果を挙げました。これらの取り組みなどを基に今年も日中友好運動を発展させましょう」と話しました。次に、律桂軍総領事は「皆さんのこれまでの中日友好のための取り組みに感謝します。昨年は日中平和友好条約締結45周年であり、多くの皆さんの協力を得ながら、いろんな記念行事を成功させていただきました。今年も皆さんと共に協力を行い、益々発展していくように祈念しています。また1月限りで退任しますが、大変お世話になりました。今後とも日中友好のため、共に頑張っていきましょう!」と述べられ、参加者は驚きと惜別の感情が入り混じった表情で聞き入りました。
その後、中村誠治副会長の音頭で乾杯して懇親会が始まり、しばらく各卓で和やかな雰囲気の中で懇談しました。当初は、律総領事は公務多忙のために挨拶後に退席する予定でしたが、やはり、退任の寂しさもあったのでしょうか、約束の時間を大幅に超えた後、名残を惜しむ大きな拍手を受けながら退席されました。その後、各地区の参加者から一人ずつ自己紹介と日中の関係やこれまでの取り組み、そして新年の抱負などが述べられました。新年会は大いに盛り上がって和気藹藹の雰囲気の中で閉会を迎え、佐々木徹理事長の挨拶で新年会を閉じました。
(事務局長 中村元氣)
『第8回中日友好餃子交流会』に
50人以上が集い、手作り餃子に舌鼓
・福岡県 福岡市日中友好協会
1月20日、恒例の「2023年度 中日友好餃子交流会」(主催:中国駐福岡総領事館・福岡市日中友好協会)を中国駐福岡総領事館で開催しました。コロナ禍もあって、4年ぶりの開催であり、今回で8回を数え、成岩副総領事をはじめ領事・職員・ご家族と、福岡市日中友好協会会員など50人を超す参加者で盛会でした。
最初に徐俊涛副領事の進行で開会式を行いました。成岩副総領事が「福岡市日中友好協会の皆さんは本日の餃子の会をはじめ、牡蠣小屋交流や九州や福岡県日中のいろんな行事の中心的な役割を果たしています。今日は、皆さんで手作り餃子を作って楽しみましょう」と歓迎の挨拶を行いました。次に、落石俊則福岡市日中会長が「4年ぶりの開催です。中国では古くから『冬至の日』を中心に餃子を作り食べる習慣があり、健康長寿を祝うと言われています。今回は1月の開催ですが、私たちもそれにあやかって楽しい会にしましょう」と挨拶しました。
その後、6テーブルに分かれて餃子作りを行いました。今回も、領事や経験者の皆さんの手解きで、初めての参加者や子どもさんも含め、和気藹藹の雰囲気の中にも緊張した気分で手作り餃子に挑戦していました。中には、餃子の会に毎回参加されている人もおられ、手慣れた手つきで餃子が次々と作られていきました
その後、大賀和男理事長の乾杯の音頭で食事会が始まりました。参加者は6テーブルに分かれて、総領事館料理長の本格中華料理と手作り餃子に舌鼓を打ちながらそれぞれの話に花が咲きました。しばしの懇談後、恒例のアトラクションが始まり、福岡市退職教職員協議会会員のマジックショーと南京玉すだれの演舞、そして、行橋・京都地区日中友好協会の斎藤晴喜副会長のサックス演奏ビデオの観賞も楽しみました。いずれも日頃の鍛錬の成果をたっぷりと披露し、参加者を魅了しました。そして、会は最高潮に達した後終了となり、参加者は名残惜しそうに、来年の再会を誓い合いながら会場を後にしました。
なお、この会には、昨年の10月に中国で行われた「第16回漢語橋中国語世界大会」で準優勝した赤崎愛さん(福岡高校2年生)と、同じく昨年の「九州地区スピーチ&作文コンクール」で優勝した野村夢実さん(中国語の部、福岡女学院大学生)、顧紅英さん(日本語の部、社会人)も特別ゲストとして参加して挨拶を行い、会を盛り上げてくれました。
(事務局長 中村元氣)