各地の日中交流ニュース

2021年2月1日号 /

中国人留学生に食糧支援活動

・佐賀県日中友好協会

新型コロナウイルスの影響で経済的に困っている中国人留学生を支援しようと、佐賀県日中は12月18日、県内の大学等で学ぶ中国人留学生が在籍する「佐賀地区中国学友会」(会員約80人)に食料品などを贈った。

ほとんどが私費留学生で、生活費は主にアルバイトで賄っている。コロナの流行で、訪日客相手の通訳や案内の仕事が激減。アルバイトも時短営業の影響を受け、収入が大きく落ち込んでいるという。このため、食料品を贈り留学生たちを励ますことを決定。米、小麦粉、乾麺やカレー、マスクなどを用意。贈呈品は当協会と会員が購入し、県内企業からも無償提供を受けた。

贈呈式で、篠塚会長は「コロナ禍に負けず、正月を乗り切ってほしい」と激励。学友会長の閆佳宇さんは「支援に心から感謝したい。寒い時期だが温かい気持ちになった」と感謝の言葉を述べた。また、多くの報道機関から取材を受け、県民に留学生の現状を知ってもらえる機会となった。

食料品などの提供を受けた、佐賀地区中国学友会の中国人留学生のみなさん

 

応援メッセージ動画「加油旭川! ガンバレ旭川!」紹介

・旭川日中友好協会

2020年は、旭川市と中国哈爾濱市が友好都市を提携してから25周年という記念の年だった。しかし、新型コロナウイルスのために様々な事業が中止された。

そんな中、哈爾濱市から、「25周年記念にちなんだ、25人による応援メッセージ動画」(哈爾濱市外事弁公室制作)が旭川市に送られた。

「動画は、ハルビンからの温かいメッセージが伝わってきます。お時間のある時に、どうぞお聞きください」。旭川日中・鳴海会長は、多くの人に応援メッセージが届くことを願っている。

 

「加油旭川! ガンバレ旭川!」(26分06秒)