「第3回 新時代中日地方民間友好団体交流大会」が江蘇省南京市にて開催

2024年10月1日号 /

第3回新時代中日地方民間友好団体交流大会が、8月1日(木)から5日(月)の5日間、江蘇省南京市で開催されました。

この交流大会は江蘇省と日本の友好都市との交流を深め、これからの新時代の安定した関係の構築を目的とし、今日まで江蘇省との交流があり、今回の大会に参加された石川県、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県の5県の日中友好協会の関係者たちと、「21世紀石川少年の翼」派遣団、「令和の遣中使」訪中団との合計52名の参加者たちが一堂に会しました。

参加者の集合写真

8月2日(金)の午前中に「南京田家炳高校」を訪問し、青少年交流を行いました。第一部は田家炳高校の生徒による学校と南京市に関する紹介があり、第二部は日本側の金沢大学付属高校、愛知淑徳大学、岡山市立岡山後楽館高校、福岡県の高校生たちによる自分の学校の紹介の発表があり、第三部に田家炳高校、石川少年の翼、令和の遣中使の高校生たちによるフルート演奏、合唱、二胡演奏、空手などのパフォーマンスが披露されました。

高校生による学校紹介

午後4時からは、「南京ソフィテルホテル」にて第3回新時代中日地方民間友好団体交流大会が開催されました。江蘇省人民対外友好協会副会長銭文華氏、(公社)日中友好協会副会長岡崎温氏、在上海日本国総領事館副総領事竹中恵一氏の挨拶のあと、「青少年交流推進事例や考えなどについて」というテーマで、中国側の常州市、南通市、南京市、宿遷市の代表者、日本側からは石川県、愛知県、岡山県、福岡県の代表者、計8名の方々の発表がなされました。

それぞれに自分たちが行ってきた青少年の交流推進について特徴のある内容の発表があり、大いに参考になりました。交流事業に関する報告のあと、日本側4名、中国側4名合計8名の青少年たちが壇上に上がり、「中日青少年南京イニシアティブ」の発表がありました。

イニシアティブを発表する両国の青少年たち

8月3日(土)は南京市内の中山陵、城壁博物館の視察、8月4日(日)は揚州市の大明寺、中国大運河博物館などの視察をしまして、8月5日(月)に帰って来ました。私も初めて見る場所もありましたが、我々が引率しました高校生たちは、聞くもの見るもの全て初めてですので、大いに感激していました。後日、参加された高校生のご両親から〝子供たちが非常に感動していまして、行って良かったと言っています〟とのコメントを聞きまして、今回の青少年(高校生)たちとの中国訪問は大成功だったと感じています。

(石川県日中友好協会理事長 重田勝年)