第42回全日本中国語スピーチコンテストを開催しました!

(公社)日中友好協会主催の「第42回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」が1月12日(日)、東京・文京区の日中友好会館で開催されました。地方大会を勝ち抜いた22人が出場し、高校生・一般・大学生の3部門に分かれ〝中国語の力〟を競い合いました。全部門を通して最も優秀な人に贈られる日中友好協会会長賞には東京都の藤澤さゆりさんが選ばれました。

大会は、外務省、文部科学省、中国大使館、NHKなどが後援。当日は駐日中国大使館参事官ら来賓をはじめ、出場者の家族や友人など約200人が観覧し、朗読部門最優秀者の床次和美さんによる朗読発表も行われました。

5分間のスピーチと質疑で審査され、高校生部門では、「中国語を通して世界とつながることが出来た経験」を中国語で活き活きと語った福井県の千田実幸さんが、大学生部門では、自身の中国留学経験を通して、「正しいことを選ぶのではなく、自分が選んだことを正しいと信じ、続けること」の大切さを実直に語った石川県代表の細田陸斗さんがそれぞれ第1位に輝きました。

また、一般部門は、東京都代表の藤澤さゆりさんが第1位となりました。東京都内で日本語指導員として中国人児童に日本語を教える藤澤さんは、日本に定住する外国人に対する心理的ケアの重要性を訴えました。

全国大会に出場した弁士には副賞で小米製品、HSK割引チケット等が贈られ、各部門第1位の3人には副賞として中国訪問旅行が中日友好協会から贈られました。さらに、大学生部門1位の選手には中国政府奨学金の支援がある1年間の公費留学に行く権利が与えられました。

スピーチコンテストは、1983年に「弁論大会」として始まり、以来協会の中国語普及事業の一環として継続して開催されています。今後も中国語学習者に対し学習成果を披露する機会を提供して参ります。

 

 

 

 

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