王玉琢③

早稲田大学社会科学研究科 修士課程2年

王玉琢

 

ついに2024年を迎えました。東京の気温はそれほど寒くなく、夕方になると空気が少し冷たく感じられます。このような天気は心地よいと思います。

 

学業面

学業に関して、最近は中国のゲームに対する政策制限に焦点を当てて研究しています。調査したところ、ゲームは,中国で商業化された芸術やエンターテインメントの他の手段と同様に,厳しく規制されています。FDIについて、ゲーム産業における海外からの直接投資は法律により禁じられました。ゲームに販売について,中国で合法的に発売されるすべてのゲームには,パブリッシングライセンス(ISBN)が必要だということです。これらの手続きは当局が行うのだが,(認可される場合でも)許可が下りるまでに半年から1年かかることもあります。ゲームの内容について,中国で合法的に発売されるゲームは,その内容を規制する一連のルールに従わなければならないのである。政治的話題やテーマ,暴力,賭博,「低俗」な描写などは,ゲームに存在してはいけません。まず、中国でゲームを発行するためには、許認可(版号)を取得する必要があり、その交付件数は数年前までは年間 10,000 件に迫る勢いで増加してきたが、2018 年 3 月から 12月まで許認可の審査は完全に停止しています。また、未成年者の長時間プレーが問題視される中で、2021 年 8 月には「未成年者のプレー時間は週 3 時間以内」という中国ゲーム史上最も厳しい規制措置が実施され、業界全体が厳冬期を迎えようとしています。このような政策の障壁は、外国の優れた文化製品が市場に参入する際の妨げとなっています。

 

 

生活面

この学期、私は学校の写真部に参加しました。放課後には、日本のクラスメートと一緒に活動に参加し、カメラの種類から写真撮影の歴史、加工のソフトウェアまで、写真に関するあらゆることを話し合い、写真撮影の醍醐味を味わいました。12月には、私たちは慶應義塾大学と共同で早慶展を開催し、その場所は原宿のファッショナブルな通りでした。私は鎌倉で撮影した「鎌倉の青」という組み写真を展示しました。世界中からの観客を受け入れ、彼らから私の作品に対するコメントを受け取りました。人気投票では、私の作品が早稲田組で1位に輝きました。自分の作品が肯定されることは素晴らしい感覚です。私は写真の趣味を続け、カメラを使って日本の美しさを世界中の人々に伝えたいと思います。

 

写真展の様子

 

1月には、日比谷公園にある松本楼でアフタヌーンティーを楽しんできました。松本楼は中国と歴史的なつながりのある建物です。ここは孫文氏の親友だった元オーナーが所有しており、辛亥革命の日本拠点となったため、ホールには宋慶齢が弾いたピアノが置かれています。私は紅茶といちごのケーキを注文し、冬の日にこんなデザートを食べることは温かい気分にさせてくれました。中日友好を象徴する松本楼でアフタヌーンティーを楽しむことは本当に不思議な体験でした。

 

松本楼のイチゴケーキ

 

 

ついにこの年で日本での修士生活が終わりを迎えようとしています。将来への不安や迷いを抱えていますが、日中友好協会に感謝の気持ちを抱きながら、自分の目標に向かって努力し続けるつもりです。