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友好訪問詳細

友好訪問「いつかは中国語で演技を。仕事に生かせるぐらいスキルを上げたい」

2013年6月1日号
女優・歌手 北野きい(きたの きい)さん
女優・歌手
北野きい(きたの きい)さん

1991年神奈川県生まれ。㈱フォスター・プラス所属。2005年に14歳でミスマガジン史上最年少グランプリを受賞、同年にドラマデビュー。07年の映画『幸福な食卓』で映画初主演。08年に第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年は5月にNHKBSプレミアムで放送されたドラマ『天使はモップを持って』(全4回)、現在公開中の映画『コドモ警察』などに出演。7月13日公開の『爆心 長崎の空』、8月24日公開の『上京ものがたり』、今年公開の『ケンとメリー 雨上がりの夜空に』に出演する。

NHKEテレ「テレビで中国語」で生徒役を演じる

 中国式に言うなら「90后」に当たる1991年生まれ。女優・歌手として幅広く活躍中で、今年4月からのNHKEテレの「テレビで中国語」に生徒役として出演している。

 中国語との出会いは、2007年に仕事で初めて中国に行ったとき。第一印象は〝かわいい〞言葉だった。「その後、仕事でいろんな国へ行かせていただきましたが、やっぱり中国語が一番〝かわいい〞なと思えて。趣味程度だけれど、ちょっと書いてみたりCDを聞いてみたりしました」と、中国語に触れ始めた。

台湾の友達の存在が支えに

 「本格的に勉強したい」と思い始めたのは約2年前だという。「普通話」とは少し違う台湾の中国語の響きに惹かれ、短期で語学学校に通ったり、遊びに行ったりした。番組出演の依頼が来たのはそんな時だった。

 「趣味から仕事になると、自分のペースでできなくなることが大変」と言いつつ、「でもしっかり学ぶためのいいきっかけになった。さぼらずにきちんと復習するようになりました」と、忙しい日々の中でも明るく勉強を続けている。

 番組の放送期間は1年。今後の大きな目標は「いつかは中国語で役を演じられるようになること」だという。「そうすれば演技の幅も広がるし、仕事に生かせるぐらいスキルをあげたい」という思いを支えるのは、友人の存在も大きい。「私の出演しているドラマ『天使はモップを持って』を台湾の友達も見てくれているんですけど、台湾の放送には字幕がないらしくて。日本語がペラペラの友人でも『やっぱりきつい!』と言いますし、ほかの友達からも『字幕がないよ〜。予告編も分からない』と言われています。台湾の友達にもそのまま楽しんでもらえるようになりたいですね」と話す。

北京で中国語を使ってみたい

 中国語の映画やニュースを見ることもあるという。「でもいざ映画を見ても全然聞き取れなくて。自分が思っているほど上達していないことに気が付きます」と言う一方、だからどんどん外に出て使っていきたいという。

 今までは繁体字中心に勉強してきたが、中国大陸にも興味は尽きない。「せっかく今簡体字を勉強しているので、まだ行ったことがない北京に行ってみたい。実際に簡体字が使われている場所で、中国語を話す人々の中で、友達を作ったり、もっとコミュニケーションをとりたい」。収録時、カットの合間には、講師の山崎直樹先生と、何度も発音を練習していた。
(文:立花裕子・写真:田島恵輔)