会報『日本と中国』

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友好訪問詳細

友好訪問「多くの中国語研修監理員との交流から、初訪中の際も中国にすぐに馴染めた」

2013年5月25日号
一般財団法人日本国際協力センター理事長 山野幸子(やまの さちこ)さん
一般財団法人日本国際協力センター理事長
山野幸子(やまの さちこ)さん

島根県松江市出身。1970年、日本女子大学卒業。80年にJICEの前身の(財)国際協力サービス・センターに入所。広報部長、北海道支所長、総務部長などを歴任し、2010年に専務理事に就任した。13年4月、北京大学経済学院EMBA(エグゼクティブ経営学修士)修了。大の愛犬家で、一般社団法人天然記念物北海道犬保存会にも所属

中日友好協会と多方面での共同事業展開を目指す新理事長

 4月、日本国際協力センター( JICE(ジャイス))理事長に就任し、中日友好協会を訪問。王秀雲副会長らと友好交流基金プロジェクトなどについて意見交換を行った。

 JICE単独での中国事業展開は2010年から。特に江蘇省との関係は深く、省人民対外友好協会とは友好協力に関する覚書を締結している。また、日中の青少年交流や青年官僚に日本の大学院への留学の機会を提供する活動なども行う。

 JICEへの入所は国際交流に関心があったから。国内外の団体から受け入れる人材育成事業の海外研修生などに対し、通訳を含むサポートを行う英語の研修監理員を務めた。JICEには多い時には150人もの中国語研修監理員が在籍し、彼らと30年近く接する中で中国への理解を深め中国に強い関心を持った。

 「彼らとの交流の経験から、初訪中の際も中国にすぐ馴染むことができた」と振り返る。

 現在の日中関係の影響について「残念なのは日本や日本語を勉強した中国の方の活躍の機会が減ること。交流で来日した人材に関係機関が本人の意欲に応じて資格や修了証などの付加価値を与えては」と訴える。

 「私たちの最大の強み、長年の事業で蓄積された現場のニーズの把握などのノウハウを生かし、中日友好協会と多方面での共同事業を模索していきたい」(田島恵輔)