会報『日本と中国』

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友好訪問詳細

友好訪問「全国の日中関係者が『おっ、やっているな』と思う交流がしたい」

2012年 12月15日号
公益財団法人神奈川産業振興センター参与 神奈川県日中友好協会専務理事 上島保則(うわじま やすのり)さん
公益財団法人神奈川産業振興センター参与 神奈川県日中友好協会専務理事
上島保則(うわじま やすのり)さん

1947年山梨県で生まれ、中学生時代に親の地元神奈川に戻る。明治大学法学部卒業後、神奈川県庁に入庁。退職後は(財)神奈川中小企業センター専務理事、公益財団法人神奈川産業振興センター専務理事を歴任。2012年から現職。趣味は読書、麻雀など。県庁の中国担当時に少し覚えた中国語を、今年から県協会入門講座で復習中

日中韓の国際交流を知る協会新理事

 教育から農政まで、さまざまな担当を経験したという元神奈川県庁職員。関東ブロックの推薦で、今年6月に(公社)日中友好協会の理事に初めて就任した。

 県と遼寧省が友好提携5年目の1988年に中国担当(国際交流課)に就く。まだ海外旅行がめずらしい時代、40歳だった。

 「“民際外交”を推し進めた長洲一二(ながすかずじ)知事の県政時。当時、米国やドイツなどとも交流していたが、とりわけ中国は多くの分野で交流が進められた。予算も多くついた」

 これをきっかけに仕事で初訪中。神奈川県日中とも関わりを持ち、入会した。「予算配分まで一括で任された」という中国担当は2年務め、続けて韓国担当で京畿道(キョンギド)との友好提携(90年)に関わった。3カ国にまたがる自治体の国際交流を知る。

 「担当を離れても、中国や遼寧省のことは常に気になっていた」。交流で築いた人間関係は多く、長洲知事の政策担当を務めた久保孝雄・前県日中会長(元副知事)との親交は当時から続く。

 退職後は神奈川中小企業センターなどに勤め、県協会では今年から専務理事に。若者が多く参加し、全国的に例が少ない県協会青年組織「チャイ華」を「発展させたい」と意気込む。「全国の日中関係者が『おっ、やっているな』と思う交流がしたい」。日中、そして韓国との交流も知る視点は頼もしい。(北澤竜英)