会報『日本と中国』

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友好訪問詳細

友好訪問「『文化』を軸に、『心の足し』になる交流を」

2012年 10月5日号
栃木県日中友好協会理事長 白石雄治(しらいし ゆうじ)さん
栃木県日中友好協会理事長
白石雄治(しらいし ゆうじ)さん

1945年愛媛県生まれ。明治学院大学卒業。68年に白石総業(株)、2002年に白石環境(株)を創業。両社の代表取締役を務めるほか、アジア農村交流協会理事長、栃木県産業廃棄物処理業協同組合理事長などを兼任。趣味はゴルフ、蝶の収集など。蝶は世界各地で5000種以上を収集、ブラジルに博物館を持つほど

栃木県日中友好協会の新理事長に就任

 今年9月に栃木県日中友好協会の新理事長に就任した。新会長の高橋文吉元理事長、豊田比佐夫事務局長らと共に、新たに活動の中心を担う。「今大事なのはまず、会員増強。現在個人・団体あわせて130人ほどの会員を、今年度中に180人に増やしたい。その心当たりもある」と力強く話す。

 早くから中国の陶磁器、絵画、水墨画、書道などに興味を持ち、「文化的な蓄積のあるファンタスティックな国」として中国に触れた。好きが高じて、国交正常化直後の1970年代、80年代には中国を訪れた。それでも「知っているのは中国のごく一部。様々な面を持つ中国を、もっと理解したい」と語る。

 2つの会社を経営する事業家。「お互いを知り、よい関係を築くには、『文明』重視の『腹の足し』になる付き合いではなく、『文化』を軸とした『心の足し』になる付き合いが重要」との信念で、損得勘定の交わりではない、真の相互理解を目指す。

 今後は特に、中国の小中学生と日本の学校の交流を始め、文化交流に力を入れる予定だ。栃木県と浙江省の友好交流20周年を記念して、訪中団も計画している。「政府間と民間は別次元で交流を深めるという意味で、諸団体、人々、県に呼びかけていきたい」。地域に根ざした交流の広がりが楽しみだ。(立花裕子)