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プラットフォーム 佐々木 久昭 ― (公社)日中友好協会監事 千葉県日中友好協会会長 『日中新時代を支える新たな友好交流を』

2017年7月1日号

年は日中国交正常化45周年の記念すべき節目の年である。
 両国は〝一衣帯水〟の引っ越しのできない隣国。二千年もの善隣友好の歴史を培い、政治・経済・文化・教育・観光等数多くの分野における交流が永々と積み重ねられ、時として政治分野等で紆余曲折はあったものの、大勢としては〝国交正常化・充実強化〟の基礎を着実に固められた45年間であったと確信する。
 これも1972年田中角栄総理と周恩来総理との「国交正常化」手交時、周総理が万感を込めて強調された「近百年の不正常な時代を率直に反省し、今後新たな千年、二千年の友好を築きましょう」との崇高なる精神に立脚し、両国国民があらゆる分野で意義ある地道な友好活動を積み重ねてきたからこそと考える。
 もとよりその原点は、国家レベルから地方レベルに至る様々な〝人的往来・交流〟にあり、特に各県・各地区日中友好協会等が主催する中国各地方都市訪問の数は膨大であり、一方それを契機とした中国側からの訪日数も激増し、その意義を高めたといえる。
 加えて、73年6月に提携第一号となった「神戸市・天津市」を皮切りに「友好都市」が多数誕生し、現在全国では362組(都道府県42・市区町村320)ともなり、交流促進にも大きく寄与しているが、いまだ無締結の都市も多数あり、今後自治体等への働きかけも大事な課題となる。
 今、大きな飛躍を遂げアジア・世界における大事な役割を担う両国国民が、さらに互いを知り切磋琢磨して力を合わせ貢献していかなければならない今の時代こそ、中央・各地区日中での活発な新たな人的交流を展開されることを期待せずにはいられない。
 結びに、こうした諸交流にあたり大きな支えともなってきたのが「中国大使館」であり、あらためて長年にわたる程永華大使を先頭とする大使館員一同のご活躍に敬意を表するとともに、汪婉参事官を長とする友好交流部各位のキメ細やかなご助力に敬意を表したい。