会報『日本と中国』

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プラットフォーム 中村 元氣 ― 福岡県日中友好協会事務局長 福岡市日中友好協会会長 『九州・西日本に続き、各地域で日中友好交流大会を』

2017年4月1日号

2月21日、大阪市で開かれた「第1回西日本地区日中友好交流大会」に参加した。内容は本紙3月号に報告されていたので省略するが、大阪を中心に、西日本地区各県から900人以上が集まり、盛大に行われ成果も多かったのではないかと感じた。と、共に関係者のご苦労にも大きな感慨深いものを感じた。
 思えば4年前の2013年、当時は今よりも日中関係は深刻だった。6月、当時の李天然中国駐福岡総領事(現大阪総領事)から、「こんな厳しい時期だからこそ民間段階での中日友好交流の取り組みをしよう」と提案された。初めてのことで、どこから手を付けたらいいのか、皆目見当もつかない毎日だった。
 その後、福岡県日中友好協会をはじめ九州各県日中友好協会に協力を呼び掛け、何度も何度も協議を重ね準備をした結果、9月5日に第1回目となる「2013年九州日中友好交流大会」をホテルニューオータニ博多で開催することができた。当日は、程永華駐日大使、村山富市元総理をはじめ県内は勿論のこと、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島、山口から、日中友好協会関係者や自治体関係者など約250人が集い、盛会裏に終えることができた。そして、李天然総領事をはじめ中国総領事館の全面的なバックアップがあったからこそ、というのは当然のことである。以来、昨年まで4回を数え、今年も第5回を7月に予定している。こういう経過があったので西日本大会の関係者の皆さんのご苦労を思ったのである。
 今年は、日中国交正常化から45周年である。しかし、現在の両国の関係は一定の改善は進んでいるものの、私たちが望んでいるような友好交流までには至っていないと思う。政府やマスコミなどの姿勢も問題があるが、日中友好運動を進めている私たちの課題でもある。手前味噌で申し訳ないが、九州、西日本に次いで、ぜひ他の地区でも日中友好交流大会を開催し、友好の輪を広めて行こうではないか。今年・来年が契機だと思っている。