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ニュース2017年2月1日のニュース

「私の友好」 20人が熱弁
第34回全日本中国語スピーチコンテスト 中国服を着てスピーチする大学生の出場者 中国服を着てスピーチする大学生の出場者

 「第34回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」が1月8日、東京・文京区の日中友好会館大ホールで開催され、(公社)日中友好協会が行う日中国交正常化45周年の記念行事が華やかにスタートした。19の都道府県大会を勝ち抜いた20人が学習成果を競い合い、「私の日中友好」を熱弁した。

 大会は、高校生・大学生・一般の3部門で行われ、5分間のスピーチと質疑応答で競い合った。

 主催者を代表してあいさつした橋本逸男副会長は、「34回にわたり続いているのは皆様のご支援のおかげ。中国理解のために中国語を学ぶことの意義、役割は大きく、この大会が日中両国関係の改善につながるよう願っている。今後は都道府県大会をより活性化させたい」と述べた。

 審査委員長の塚本慶一・杏林大学教授は「節目の年に、歴史と伝統のあるこの大会が開催されることを大変うれしく思う。出場者の皆さんは中国への思いを全力で伝えてほしい」と激励した。

 高校生部門では、戦時中に中国で暮らした曽祖父から伝わる話と自らが訪中して学んだ「日中戦争」について語った埼玉県代表の市ノ川瑞希さん(伊奈学園総合高校3年)が、大学生部門では、長春での留学中に参加した運動会において、日の丸を掲げて入場することになったエピソードを友好の思いをこめて紹介した埼玉県代表の西村愛未さん(神田外語大学4年)がそれぞれ第1位に輝いた。

橋本副会長から日中友好協会賞を授与された二木さん(右) 橋本副会長から日中友好協会賞を授与された二木さん(右)

 一方、一般部門では長野県代表で教員の二木玲さんが第1位となった。二木さんは、日本で習い始めた二胡への思いが、大連留学中に知り合った二胡の先生との心の交流を通じてさらに強まっていったことを紹介。全入賞者の中から日中相互理解に貢献した一人に贈られる日中友好協会会長賞も受賞した。

 当日は、汪婉・駐日中国大使館参事官ら来賓をはじめ、出場者の家族や友人など約150人が観覧した。また朗読部門入賞者による発表会も行われた。

 大会は外務省、文部科学省、中国教育省、NHKなどが後援。各部門第1位の3人には副賞として中国旅行が中日友好協会から贈られ、協賛の全日空が航空券を提供した。

ひと足先に名古屋で春節祭開催 過去最大規模 14万人が来場
河南省文化芸術団などが多彩なステージ 第11回名古屋中国春節祭開会式でのテープカットの模様 第11回名古屋中国春節祭開会式でのテープカットの模様

 第11回名古屋中国春節祭が1月7日から9日まで、名古屋市中区の久屋広場で開かれ、中国の春節(旧正月、今年は1月28日)をひと足先に祝った。愛知華僑総会や中部日本華僑華人連合会など中部地方の華僑華人団体で構成の実行委員会が主催。駐名古屋中国総領事館が共催し、愛知県・名古屋市の両日中友好協会などが後援した。

 7日の開幕式では、程永華・駐日中国大使、鄧偉・駐名古屋中国総領事、新開輝夫・名古屋市副市長、任啓亮・国務院僑務弁公室副主任、大村秀章・愛知県知事、岡﨑温・協会理事長(NPO愛知県日中副会長)ら来賓によるテープカットが行われ、獅子舞や華やかな中国の民族衣装をまとった女性たちが登場し祝賀ムードを盛り上げた。協会の大薮二朗常務理事、日根野文三理事も出席した。

 日中国交正常化45周年も祝う11回目の今年は、前回の64を上回る過去最大規模の82ブースが出展し中国の物産や文化を紹介した。また、中国から河南省文化芸術代表団と「文化中国・四海同春」芸術団が来日し、「変面」や雑技など多彩な伝統芸術も披露された。3日間で約14万人の市民が訪れにぎわった。

全国各地に広めよう! 「春節祭連合会」が発足  

 中国の春節文化をもっと日本の人々に知ってもらおうと、「日本華僑華人中国春節祭連合会」が発足した。

 1月7日、名古屋中国春節祭の祝賀会と共に設立式が行われ(写真)、程永華駐日大使、鄧偉・駐名古屋総領事、大村秀章県知事、岡﨑・協会理事長らが出席した。程大使は「日本各地の春節祭に代表される中日間の文化交流が両国関係に新たな貢献をするよう心から期待している」と述べた。

 連合会は、春節祭を毎年開催している名古屋や福岡、新潟などの各都市と連携し、今後開催を目指す都市を支援するのがねらい。今年は大阪や岐阜で初めて春節祭が催され、岐阜での春節祭には名古屋からも複数のブースが出店した。事務局は名古屋市に置く。

習近平主席 ダボス会議で演説
「中国の発展は世界のチャンス」 中国の国家指導者として初めてダボス会議に出席、基調演説を行う習近平国家主席 中国の国家指導者として初めてダボス会議に出席、基調演説を行う習近平国家主席

 1月15日からスイスを訪問していた中国の習近平国家主席は17日、スイス東部の保養地ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)2017年度年次総会(ダボス会議)の開幕式に出席し、「共に時代の責任を担い、共に世界の発展を図ろう」と題した基調演説を行った。中国の最高指導者がダボス会議へ出席したのは初めてで各国メディアが高い関心を示した。

 習主席は演説で、貧困、失業、所得格差拡大など世界混乱の原因を経済のグローバル化に求める意見を否定し、「経済成長の強力な原動力で科学技術と文明の進歩をもたらした経済グローバル化の利点を、各国の人々が共有できるようにすることが指導者が果たすべき責任だ」と強調。現在の世界経済は、統治システムが遅れ、新たな変化に対応できなくなっているとして、活力に富む成長モデル、開放・ウィンウィンの協力モデル、公正で合理的な統治モデル、誰にも恩恵をもたらす発展モデルを築く必要性を訴えた。

 さらに「中国の発展は世界のチャンスであり、中国は経済グローバル化の受益者であり貢献者。各国の人々が中国の発展の急行に相乗りすることを歓迎する」と呼びかけた。

 1971年に発足したダボス会議は、世界経済フォーラムが毎年1月に開催する年次総会で、会員企業のCEO、政治家、学界、メディアの代表者などが一堂に会する。今年はイギリスのメイ首相や日本銀行の黒田東彦総裁、トランプ米政権で上級顧問となる予定のアンソニー・スカラムッチ氏(米ヘッジファンド)らが出席した。

 習主席はスイス訪問中に、スイスと政治、貿易、エネルギーなどの多方面で協力協定を締結、「中国・スイス観光年」のイベントをスタートさせた。 

日本のアニメ映画『君の名は。』中国で記録的なヒットに

 新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』が、中国でも爆発的にヒットし、日本映画の興行収入歴代トップになるなど数々の新記録を打ち立てた。

 昨年12月に封切られて間もなく週末興行ランキング1位を獲得。その後も快進撃を続け、今年1月の興行収入総額は5.6億元(約93億円)に達し、『STAND BY ME ドラえもん』(2015年)の5.3億元(約88億円)を抜き中国で公開された日本映画の新記録を達成した。また同作のヒットにより中国映画市場における日本映画総収入の最高記録も更新、2016年中国映画市場における外国作品総収入ランキングは米国に続く第2位となった。

 『君の名は。』は日本で約1608万人を動員、世界92の国と地域で配給される予定。

抗日戦争の期間8年から14年に 中国教育省が通達

 中国教育省は1月、従来は1937〜45年の8年間と解釈していた抗日戦争(日中戦争)の期間を、満州事変が起きた31年以降の「14年間」に変更し、今春に教科書を全面修正するよう全国に通達した。一般的には日中戦争は1937年の「盧溝橋事件」からとされているが、今回の措置は1931年の「柳条湖事件」に遡らせた。

 中国外務省の陸慷報道官は11日の記者会見で「憎しみや恨みを継続させるのが目的ではなく、若者世代に対し平和の堅持を呼び掛けるため」と述べた。

内モンゴル出身の蒼国来 初の三賞・技能賞を獲得
蒼国来 蒼国来

 大相撲初場所千秋楽の1月22日、東京・両国で三賞選考委員会が開かれ、中国・内モンゴル自治区赤峰出身の蒼国来(前頭10枚目)が、四つ相撲のうまさを評価され、初めて技能賞を受賞した。33歳13日で初の三賞受賞は板井を抜いて史上4番目の年長記録となる。

 蒼国来は初の12番(3敗)勝ったことと初の三賞・技能賞獲得について「12番も勝てると思わなかった。うれしいです」と喜び、今後について「今場所みたいな相撲を取りたい。三役を目指したい」と意気込みを語った。

 蒼国来は2003年に来日して荒汐部屋に入門、現在は部屋頭。

何平・駐新潟総領事が主催 4県の協会員と交流会開く
情報と意見の支援を図る 何平総領事(最前列中央)を囲み、参加者全員で記念撮影 何平総領事(最前列中央)を囲み、参加者全員で記念撮影

 2016年12月17日、新潟県胎内市で駐新潟中国総領事館の肝入りで、同総領事館の管轄地域である新潟、宮城、山形および福島の4県の友好協会関係者と総領事館員による友好交流会が開かれた。何平総領事が着任してスタートしたこの交流会は3回目。これまで、総領事はじめ館員と各県の県・地区の友好協会の幹部・有志との間で、交流と意見交換を行う好個の機会であったのみならず、4県の協会員同士の意思疎通・協力を図る上でも、大変有意義なものとなっている。

 当日は、何平総領事が日中関係を総括し、16年の総領事館の活動を紹介した上で4県の協会活動を評価し、一層の活躍を期待する旨が述べられた。さらに日中国交正常化45周年記念の行事予定などを紹介した。続いて、招きにより参加した当協会の橋本副会長が、本部を代表して総領事館の尽力と支援に深謝し、各県協会の努力に感謝し、45周年に向けた本部の取組みと各協会活動への期待を述べた。また、各県協会代表(江幡・宮城県会長、水野・福島県副会長、金子・山形県事務局次長、五十嵐・新潟県会長)、さらに渡辺・新潟県国際課中国室長、留学生の高柳さんらが多端にわたる有意義かつ切実な報告、発言を行った。

 交流会は、季文斌・副総領事の締めくくりで終了したが、参加者から、総領事が近く離任される予定が紹介され、期せずして、総領事の各般の積極的努力と協会への支援に感謝する声が上がった(何平総領事は、1月11日に新潟を発たれた)。

青年訪中団員も参加

 交流会で発言した留学生・高柳恵さんは、昨年11月に新潟総領事館の配意で実現した、「日本青年訪中団」に山形県から参加した大学生である。同訪中団(団長=五十嵐・新潟県会長、顧問=橋本協会副会長、秘書長=村山・新潟県事務局長)は、新潟、山形、宮城、福島の4県の青年・学生など32人からなり、中日友好協会の手配により北京、西安、上海を訪れた。訪中団は現地実地の見聞を広め、中国青年、学生等と交流し、大いに友好交流、相互理解の実を挙げた。高柳さんは、日本の高校を卒業後、直ちに中国に留学し、名門のハルビン工業大学で勉学中という。「中国が大好きで、勉強が楽しい」という高柳さんには、将来の両国関係を担う、頼もしさがみられた。

ぎふ春節祭を開催! 成都大学芸術団が公演
岐阜市・杭州市「日中不再戦」碑文交換55年 色鮮やかな衣装で妙技を披露する成都大学芸術団の学生。ぎふメディアコスモスで 色鮮やかな衣装で妙技を披露する成都大学芸術団の学生。ぎふメディアコスモスで

 岐阜市と杭州市が不戦と友好を誓い合った碑文を交換してから55周年、日中国交正常化45年を記念する「ぎふ春節祭」が1月14、15の両日、岐阜市のぎふメディアコスモスで開かれ、成都大学芸術団の学生がトップクラスの妙技を披露し、大雪にもかかわらず訪れた大勢の人たちを魅了した。岐阜県日中友好協会(杉山幹夫会長)、県内の華僑華人などでつくる実行委員会が主催し、今年が日中友好の節目に当たり、「旧正月(春節)をみんなで楽しむ」を合言葉に岐阜県では初めて開催した。

 同大学芸術団は、学生芸術団ながら中国の全国大学生芸術展演大会で優勝するなど高い評価を受け、中国人民対外友好協会の仲介で初の日本公演が決定。教師3人、学生12人が来岐した。

 目玉の舞台は1日2回。色鮮やかな民族衣装を着て踊る群舞、武術演舞、古筝独奏、合唱などを次々披露。アニメ映画「カンフーパンダ」をモチーフにしたコミカルな太極拳、日本の人気ドラマの出演者たちが踊った「恋ダンス」を引っ提げ、観客と一緒に踊るなど、学生らしいはつらつとした舞台で会場を沸かせた。

 ほかに写真や書画展、切り絵などの体験、屋外では飲食ブースもあった。

 開演に先立ち、大会長の杉山県日中会長が「今年の民間交流の先駆けとしたい」とあいさつ。鄧偉・駐名古屋中国総領事の祝辞につづいて、来賓を交えてテープカットが行われた。
(文・写真とも土屋康夫理事長)

新春座談会と新年会を開催 ホストタウン事業の成功を期す―長野県日中友好協会
新年会であいさつする汪婉参事官 新年会であいさつする汪婉参事官

 長野県日中友好協会(髙波謙二会長)は1月16日、恒例の日中友好新春座談会と新年会を長野市内のホテルで開いた。県関係の国会議員や県議、商工関係者、協会会員ら140人が出席した。日中国交正常化45周年を迎える今年は、両国の平和友好の重要性を内外にアピールしていくことなどを確認。来賓として出席した汪婉・駐日中国大使館参事官(大使夫人)は、両国関係について「領土問題などの影響で、国交正常化以降最も困難な状況にあるが、民間レベルの交流が今後の両国発展の礎となる」と述べた。

 長野県日中は2017年の事業計画を発表。国交正常化45周年記念の訪中団を5月に派遣し、県が20年の東京・五輪パラリンピックで中国を相手に進める「ホストタウン」事業では民間交流などで参加し準備していく。

 髙波会長は「民間交流の重要性が増している。具体的な交流機会を増やし、ホストタウン事業を成功させたい」と抱負を語った。

国際色豊かに文化交流 45周年祝う春節祭inおおいた―大分県日中友好協会
2日目のフィナーレでの集合写真 2日目のフィナーレでの集合写真

 大分県日中友好協会(釘宮磐会長)は1月14、15日の両日、大分市の中心街で「春節祭inおおいた」を開催した。大分華僑華人会との共催で、ボランティアと留学生中心の実行委員が活躍、行政や大学、スポンサーなど幅広い支援で成功を収めた。

 釘宮会長と来賓の佐藤樹一郎・大分市長は、「日中国交正常化45周年の幕開けの春節祭に中国河南芸術団の皆さんを迎え心から歓迎したい。これまでの大分の日中友好への熱意の成果で、今後さらに地方から交流を深めてアジアの平和と発展をめざそう」とあいさつした。

 河南芸術団(28人)の特別公演は、民俗舞踊や芸術など多彩な演技で観客を魅了した。

 中国をはじめネパール、スリランカなどからの留学生もそれぞれ民族衣装でお国自慢のパフォーマンスを披露し、盛んな拍手を浴びた。上海往復航空ペア券が当たる抽選会は寒さも吹き飛ばす熱気が会場をつつみ盛り上がった。実行委員会は「来年はさらに充実させて、大分の風物詩として市民の間に定着させよう」と張り切っている。
(事務局次長・安東信二)

民間交流考えるシンポジウム 工学院大学孔子学院と共催―認定NPO東京都日中友好協会
あいさつする西園寺学院長 あいさつする西園寺学院長

 民間交流を積極的に進めるために、工学院大学孔子学院、認定NPO法人東京都日中友好協会(宇都宮徳一郎会長)等が主催したシンポジウム「民間交流のさらなる発展を目指して」が2016年12月10日、東京・新宿の工学院大学で開催された。日中のさらなる交流を願う多くの人で会場も埋め尽くされた。

 第1部は、主催者を代表して孔子学院の西園寺一晃学院長があいさつし、続いて愛知大学の李春利教授による基調講演が行われた。参加者は、今後の日中関係の展望や現状を取り巻く多くの課題・問題点に関し、熱心にメモを取りながら聞き入った。

 第2部は4人のパネリスト(石井明・東京大学名誉教授、森保裕・共同通信社論説副委員長、康上賢淑・鹿児島国際大学教授および愛知大学の李教授)によるディスカッションが行われた。

「日中民間交流」の現状と実体や、今後ますます混迷の度合いが深まりそうな日中韓関係、さらに米国事情にも詳しい石井教授や森論説副委員長による日米中がもたらすアジア情勢や、今なお懸案となっている東シナ海・南シナ海の問題や歴史認識等などに関する発表と指摘は大変興味深いものであった。

 休憩をはさんだ後の質疑応答は1時間半におよんだ。日中関係の友好を永遠に、そして永久に保とうとする各参加者の思いと、民間交流の促進に向けた熱意は、今回のシンポジウム会場全体にも広く満ち渡った意義ある催しとなった。

留学生を招き交流会を開催 振りそでに感激、茶道体験も―山形県日中女性委員会
振りそで、羽織袴を着た留学生ら 振りそで、羽織袴を着た留学生ら

 山形県日中友好協会女性委員会(大川多恵子会長)は2016年12月11日、中国人留学生に着物や茶道、温泉など日本文化を体験してもらう恒例の交流会「熱烈歓迎好朋友」を山形県上山市の上山温泉「月岡ホテル」で開催した。8回目となる今回は山形大16人、東北文教大6人、県庁研修生1人の計23人(うち男性4人)を招待、当日は各学校まで学生を送迎して歓待した。

 振そでや羽織袴の着付けは民踊協会のメンバーにも手伝ってもらいながら、大わらわになりながらも、約1時間で全員の髪結いと化粧を終えた。色とりどりの振そでをまとった学生たちは、雪化粧の中庭をバックに記念撮影するなど楽しんだ。

 菓子と抹茶のもてなし、山形牛や食用菊「もってのほか」など地元の食材を取り入れた昼の会食も好評で、食後は広々とした大浴場で山形の冬をゆっくり満喫してもらった。華やかな柄の振そでを着て別人のようになった自分の姿を見て、感動して泣き出す女学生や「中国と日本の懸け橋になれるような仕事に就きたい」と抱負を語る学生もいて、準備にあたった会員らは大きなやりがいを感じた一日だった。

「日中友好青少年書画展」 南京、宜興の児童も出展―大阪府日中・大阪三島日中共催
児童、関係者らによる表彰式後の記念撮影 児童、関係者らによる表彰式後の記念撮影

 NPO法人大阪府日中友好協会(谷井昭雄会長)と大阪三島日中友好協会は2016年11月26日から27日まで、共催して「日中友好青少年書画展」を開催した。摂津市と市教育委員会、市国際交流協会、駐大阪中国総領事館、日中産業交流協会が後援し、2日間で延べ500人を超える市民が熱心に鑑賞し大盛況だった。

 書画展は、江蘇省人民対外友好協会と同省宜興市教育局の協力により、南京市蓮花実験学校の小学生から20点の絵画作品と宜興市の小学校から20点の書道作品が出展され、大阪・摂津市と近隣の小中学校などの児童からは絵画80点、書道65点を含む計188作品が出展された。

 27日の表彰式は入賞した子どもやその家族ら約200人でロビーが満杯となった。主催者を代表して小林貞夫・大阪三島日中会長代行があいさつし、来賓として森山一正・摂津市長、野原修・摂津市議会議長らがあいさつした。

 入賞者へは、摂津市長賞など各賞が授与された。李天然・駐大阪総領事からは「感動した。来年は領事館から料理人を連れてきて、皆さんに水餃子を振舞います」とのサプライズの話があり、会場から歓声と大きな拍手が上がった。受賞作品は、今年1月に摂津市内で特別展示された。

 大阪三島日中は、将来を担う青少年の書画を通じて一層交流を深め、「一衣帯水」、互いに信じ合える懸け橋になれることを信じて開催を続けていく。

「中国食文化交流会」開催 総領事館員と餃子づくり―福岡市日中友好協会
餃子をつくって交流する参加者たち 餃子をつくって交流する参加者たち

 福岡市日中友好協会(中村元氣会長)は201‌6年12月24日、恒例の「中国食文化交流・日中友好餃子交流会」を駐福岡中国総領事館で同館と共催して開いた。当日は孫忠宝副総領事をはじめ、領事・職員とその家族、福岡県内の各地区日中友好協会会員、九州各県日中友好協会の有志など100人以上が参加して盛大に行われた。

 開会式で松本龍・福岡県日中友好協会会長は「世界では大きな変化・動きがあった一年だったが、どんなことがあっても日中友好を続けよう」とあいさつした。次に孫副総領事が「毎年多くの方が集まり盛会で、今日を一番楽しみにしていたのは多分私でしょう。今後の中日友好の発展を感じる。中国伝統の餃子を食べて健康を維持し、もっともっと友好の輪を広げよう」と語った。次いで中村・福岡市日中会長が、張瑶華領事による手作りの看板作成、会場準備から食材準備などの総領事館の全面的な支援に謝意を述べ、「5回目を数える餃子の会に多くの方が集まり、健康・長寿を祝う中国の風習に学び、餃子作りと食事をして楽しいひと時を過ごそう」とあいさつした。

 その後は徐康領事が「中国の冬の風物としての餃子づくりの伝統」について説明。また何振良総領事夫人の瀋健領事と料理長が餃子作りの実演し、皆も餃子作りに励んだ。今回で5回目となり、慣れた手つきで餃子を作る人が増え、短時間で作り終えた。

 中村誠治福岡県日中副会長の乾杯の音頭で懇親会が始まり、餃子を食しながらの懇談。恒例のアトラクションも行われ、オカリナ、サックス、三線、手品公演、棒術演舞、南京玉すだれの妙技など、日頃の鍛錬の成果が参加者を魅了した。

 最後に参加者全員で「北国の春」を合唱し、落石俊則福岡市日中理事長の閉会のあいさつで交流会は終了した。
(会長 中村元氣)