会報『日本と中国』

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ニュース詳細

ニュース2017年1月1日のニュース

官民挙げた取り組みの中で 協会事業を着実に準備する
第1回「国交45周年記念事業特別委」開く

 (公社)日中友好協会は2016年12月8日午後、第1回日中国交正常化45周年記念事業特別委員会を事業委員会との合同で開催、今年の国交正常化45周年を記念する協会事業の進捗状況や進め方について話し合った。記念事業特別委員会の宇都宮徳一郎委員長が議長を務めた。

 冒頭、岡﨑温理事長から、現在、協会を含む日中友好7団体と外務省、経済界が国を挙げて45周年を盛り上げるために実行組織を立ち上げようと、協会は丹羽宇一郎会長を中心に協議を重ねていることが報告された。宇都宮委員長からは「こうした取り組みとは別に、まずはすでに決まっている協会の事業をしっかり準備し、成功させなければならない」との発言があり、出席者全員がこれに賛同した。

 当日は、記念事業の中で柱となる、8月に北京で開く「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」に参加の意向を示している自治体の数や準備状況が報告されたほか、他団体から共催を呼びかけられている事業の内容について検討し、意見交換を行った。

協会青年委員会の設立に向けた懇談会開く
茨城、長野などの青年委員長らが出席 青年委員会の設立に向けた懇談会の模様 青年委員会の設立に向けた懇談会の模様

 (公社)日中友好協会は2016年12月11日午後、協会事務局で青年委員会の設立に向けて意見交換を行う懇談会を開いた。

 協会の青年組織が活発な時期もあったが、近年は全国的な活動ができない状態が続いていた。今回、新しい青年委員会を発足させることで、各地の都道府県にある既存の青年委員会を取り組んだ全国的な活動・事業を展開し、友好活動の担い手の育成を図ることがねらい。

 当日は、岡﨑温理事長、小野寺喜一郎常務理事(元日本青年団協議会会長)、横見幸憲・岡山県日中事務局長(元協会青年委員長)のほか、東京・茨城・神奈川・長野の3都県日中友好協会の青年委員長らが出席し、それぞれが情報交換を行った。茨城県日中青年委の五十嵐則夫青年委員長は2010年から続けている日中韓の青少年音楽交流事業について報告した。

 懇談会では今年の早い時期に組織を設立させること確認。青年訪中団の派遣など設立に向けて事業を計画していく。

東京五輪 中国相手の「ホストタウン」登録 長野県と5市町が決定
「公民館交流」柱に官民一体で取り組む

 政府が2020年東京五輪・パラリンピックに参加する海外の選手らと地域住民との交流を促進する「ホストタウン」構想で、長野県と県内の5市町が中国を相手国として申請していた交流計画案が第3次登録として承認された。丸川珠代・五輪相が昨年12月9日に発表した。中国を相手とするホストタウンの登録は初めて。

 申請には、長野県と上田市、須坂市、飯山市、諏訪郡下諏訪町、下高井郡山ノ内町が参加。これらの自治体と長野県日中友好協会(髙波謙二会長)などが発足させた実行委員会が官民一体となって交流内容を練ってきた。その内容は、太極拳体験や餃子作りなどの市民活動を中心とした「公民館交流」を柱とし、スポーツや学校交流なども盛り込まれる。集中的に交流する期間を「チャイナ・ウイーク」と称して交流促進につなげるほか、県内で聖火リレーを行って東京五輪への盛り上がりを図る。

阿部知事が訪中し 関係機関と協力確認

 長野県の阿部守一知事はホスト登録直後の12月11日から14日まで中国の香港、深圳、北京を訪問した。訪中には、長野県日中の髙波会長、西堀正司理事長(協会専務理事)も同行した。

 北京では、中国共産党の機関紙を発行する人民日報社を訪問。同社傘下のニュースサイト「人民網」と冬季スポーツを通じた友好・観光交流に関する覚書を締結した。人民網と日本の都道府県の提携は初めてになる。

 さらに阿部知事は中国人民対外友好協会を訪れ李小林会長と懇談。最終日は国家体育総局で楊樹安副局長と会見し、北京五輪開催に向けての協力連携や東京五輪のホストタウン計画に向けた中国からの事前合宿、スポーツを通じた日中友好交流の促進などについて意見交換。双方は「スポーツ友好交流連携を強化させる覚書」を締結した。

中国留学経験者ら300人 東京の大使館で交流会

 中国に留学経験のある人たちが集まって親睦を深める交流会が2016年11月22日、東京の中国大使館で開催された。

 留学経験者のほか、同館の程永華大使や関連部門の責任者、文部科学省や外務省の関係者など計300人が出席。それぞれの留学先や体験談を紹介しあうなど、自由に情報交換を行った。協会員も多く出席した。

 程大使はあいさつで「中日国交正常化後、特に1979年に両政府が互いに留学生を派遣することで合意して以来、双方の教育、留学生などにおける交流は著しく進展し、貿易や文化などの分野で貢献する多くの人材を育ててきた。また、両国民の相互理解や友好的な感情を促う上でも大きく貢献してきた。中国に留学した人たちが、中国での勉強や生活というすばらしい経験を大切にし、両国の友好交流や実務での連携を促進する懸け橋になり、両国関係の改善と健全で安定して発展を目指す上で、新たな貢献をすることを願っている」と述べた。

 一方、同大使館の胡志平・公使参事官は祝杯の発声で「中国大使館は引き続き、日本の若者の中国留学や留学経験者による同窓会組織の立ち上げなどを応援・サポートしていく」と語った。

カラオケ歌って日中相互理解を 東京で決勝大会
参加者、関係者による集合写真 参加者、関係者による集合写真

 協会後援の第19回日中カラオケコンクール決勝大会が2016年12月9日夜、東京・練馬区の光が丘IMAホールで開催された。

 同コンクールは、主催の株式会社日中通信社によって創設され、日本人が中国語の歌、中国人が日本語の歌を歌うことで、日中の相互理解と民間友好を深めるのが目的。1998年から毎年開催され18年間続いている。

 当日は、駐日中国大使館文化部の陳参事官、協会の橋本逸男副会長らが来賓として出席し、福田康夫、鳩山由紀夫両元首相からは祝電が届いた。大会は、李俊玲さん(中国)と石川啓子さん(日本)がそれぞれ最優秀賞を受賞。特別ゲストとして歌を披露した作家で歌手の荘魯迅さんから、賞状と上海豪華旅行の副賞が贈られた。

友好30周年で記念行事 県日中など実行委員会が実施―三重県・河南省

 1986年に三重県と中国河南省の友好県省が締結されてから30年。友好県省締結30周年記念事業の一環として、2016年11月12日に三重県総合文化センターで記念式典や友好コンサート、交流写真展などが催された。

 同事業は三重県やNPO法人三重県日中友好協会(舟橋裕幸会長)と他5団体が実行委員会を立ち上げ実施。8月には河南省少年卓球団と三重県少年卓球選手の交流試合を、9月には河南省友好訪問団「河南省を訪ねる旅」を実施。訪中団には同協会会員や三重県内の関係団体・企業の12人が参加した。

記念式典での記念撮影 記念式典での記念撮影

 今回、河南省代表団梁静団長をはじめ、同省政府代表団、省人民対外友好協会代表団、林業庁代表団、商工代表団の計21人が来県し記念式典などに出席。鈴木英敬・三重県知事や舟橋県日中会長、来賓の鄧偉・駐名古屋中国総領事も同席の中、両県省の友好関係発展のため引き続き努力していく旨の確認書が読み上げられた。

 一行はまた、三重県日中の活動や「日中緑化交流基金」の助成金を得て2000年から行っている「緑化事業」の写真が展示された、友好交流展を見学。夜は三重県日中とNPO法人三重県アマチュア軽音楽協会共催によるフレンドシップコンサートが開催され、約500人が来場。三重県少林寺拳法連盟や三重県武術太極拳連盟の演武のほか、ジャズやゴスペルの演奏もあり、多彩なジャンルの文化や音楽を楽しめる珍しいプログラムとなった。最後は大正琴の伴奏による『大海啊 故乡』を三重大学中国人留学生学友会と観客が中国語で合唱し、大いに盛り上がった。

 当事業の準備や諸先輩方の日中友好の歩みを拝聴する度に、草の根交流・民間交流を通じて両国の関係改善に取り組むべく、協会の果たす役割や責任の重さを実感した次第である。
(事務局 細野幸)

留学生学友会とバスハイク マザー牧場でバーベキュー―千葉市日中友好協会
参加者全員での集合写真 参加者全員での集合写真

 千葉市日中友好協会(布施貴良会長)は2016年11月12日、千葉大学中国留学生学友会(余億会長)と共催し、恒例の秋のバスツアーを実施した。

 前日の肌寒い雨が嘘のように止み、朝から快晴で気温は19度まで上昇し、小春日和のバスツアーとなった。午前7時半に千葉市稲毛の国際交流会館前を貸切バス(留学生40人、千葉市日中5人の計45人)で出発、一路、養老渓谷に向かい、養老渓谷駅前に停車した。約1時間の散策を楽しんだ後、目的地であるマザー牧場に行き羊肉、豚肉のバーベキューを十分に堪能し、その後は子豚レース、羊ショー、動物とのふれあいを楽しんだ。

 夕方にはイルミネーションも点灯。点灯を見届けた後、バスは出発地点の稲毛国際交流会館に向かい、午後6時半には全員無事に帰着。楽しい一日を過ごした。

結成20周年を迎え記念式典開く 相互連携・交流の促進を再確認―会津地区日中友好連絡協議会
20周年記念式典の模様 20周年記念式典の模様

 福島県会津地区内の会津若松・喜多方・会津美里の3つの日中友好協会は、互いの情報交換・交流促進、日中友好促進を図ることを目的として、1996年4月22日に会津若松市において会津地区日中友好連絡協議会を発足させた。

 近年、会員の減少傾向が顕著となったが、2012年には、会津坂下町協会の新たな加入により大きな力を得た。「会津地区日中友好の集い」を唯一最大のイベントとして位置付け、相互の情報交換と交流促進を図りながら、会津地区の日中友好促進に果たしている意義は少なくない。

 2016年11月13日、協議会設立20周年を記念して、記念式典並びに祝賀会を開催した。山田明生・福島県日中友好協会長、季文斌・駐新潟中国総領事館副総領事をはじめ、多くのご来賓のご臨席をいただき、また会員、会津在住の中国人の参加の中、盛大に開催された。

 今後も継続して互いの情報交換・交流促進、日中友好促進を図って改めて再確認した。
(会津坂下町日中事務局長 遠藤正)