会報『日本と中国』

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ニュース2015年9月1日号のニュース

日中改善へ 求められる「言行一致」 安倍首相、戦後70年の談話発表

 閣議決定された戦後70年談話が8月14日、安倍晋三首相により発表された。侵略戦争への「痛切な反省と心からのおわび」を表明した歴代内閣の立場を継承した内容であったものの、中国、韓国が共に不満を示すなど日中両国間の関係改善の足がかりとなるかは分からない。談話に基づく安倍首相の「行動」と「言行一致」が求められている。

 日中関係の今後を左右すると注目された戦後70年首相談話。その発表後、中国外務省の張業遂外務次官は直ちに木寺昌人・在中国日本国を呼び出し、中国の「厳しい立場」を表明した。また、華春瑩同副報道局長は記者会見でコメントし、「日本はあの軍国主義による侵略戦争の性質と責任に対し明確な説明を行い、被害国国民に真摯におわびするべきである。重大な原則的問題をごまかしてはいけない」と述べた。

 談話発表翌日の終戦記念日には、安倍内閣の閣僚3人が靖国神社を参拝。集団的自衛権の行使を含む安全保障関連法案の国会審議も継続中など、中国側の安倍政権に対する懸念は拭いきれていない。

 一方、安倍首相は談話発表後の記者会見で「多くの国民と共有できる談話作りを心がけた。一部だけを強調することよりも、談話全体としてのメッセージを受け取ってほしい」と述べた。また、「中国の皆さんにはわが国の率直な気持ちを、ありのまま受け止めてほしいと願う」とも述べ、習近平国家主席との3度目の首脳会談への強い意欲も示した。

 しかし、安倍首相は9月3日に中国政府が開く「抗日戦争勝利70年」記念行事への出席とこれに合わせた訪中を、国会審議の状況をふまえて見送る意向を発表。以後、国際会議の場などを活用する首脳会談を模索する。

 中国国営の新華社通信は「(談話の)全文を通じて唯一足りないものは誠意」「実際の行動で信頼を得ることがカギだ」と論じた。関係改善のために首脳同士の継続交流は不可欠だ。談話の内容に基づく、安倍首相の「行動」が期待される。

訪日客1000万人突破!15年1〜7月 中国が275万人でトップ

 今年1月から7月までに日本を訪れた外国人観光客数が前年比46.9%増の1105万8300人を記録し、国・地域別では、中国本土が前年同期比2倍強増の275万人とトップだった。2位は韓国、3位は台湾と続いた。1000万人の大台到達は昨年より3カ月早く、過去最速となる。日本政府観光局(JNTO)が発表した。

 JNTOによると、15年4月から6月の訪日外国人全体の旅行消費額のうち、中国は40.3%を占める3581億円だという。中国人訪日客の大幅な増加は、円安で日本滞在や買い物が割安なほか、日本政府が今年1月に何度も入国できる数次ビザの発給要件を緩めたことが背景にある。

2015年度丹羽奨学金授与式 選抜の中国人奨学生6人が抱負 丹羽会長「充実した日本留学を」

 (公社)日中友好協会は8月7日午後、東京・千代田区の学士会館で「2015年度丹羽宇一郎奨学金」の奨学金授与式を行った。丹羽宇一郎会長が奨学生(中国人留学生)6人に奨学金を授与した。

 奨学金は、丹羽会長の著書の印税から提供され、今回は第2期生。「充実した日本留学を送り、将来は日中の懸け橋になる人材に成長してほしい」という丹羽会長の思いが込められている。

 授与式で丹羽会長は「学校と自宅をハトのように行ったり来たりするだけではだめ。留学はその国の人や文化に触れることを頭に入れて生活することがとても大事。とにかく友人をたくさんつくってほしい。財産になる」と激励した。

 奨学生6人は書類審査、面接試験を経て選抜された。審査委員長の橋本逸男・協会副会長は講評で「多くの応募者の中から、日中関係の発展に大いに貢献してくれるだろう、ということで優秀な皆さんを選んだ。この調子で勉学に励んでほしい」と期待を込めた。

 また、同じく審査委員の山野幸子(一財)日本国際協力センター理事長は「日本語を話せる皆さんに心強さを感じている。将来は日中協力に力を貸してほしい」と祝辞を述べた。

 続いて奨学生が一言ずつ抱負を述べた。東北大学で学ぶ周易(陝西省)さんは「幼い頃からずっと、夢は中国と日本に携わる仕事をして懸け橋になることだった。夢の実現に向けて頑張りたい」と話した。その後は懇親会が行われ、奨学生たちは、丹羽会長からの就職などについてのアドバイスに熱心に耳を傾けた(写真右上)。

 奨学生6人の名前などは次の通り(カッコ内は出身地と留学先)。

 ■周易(陝西省・東北大学4年)■邵徳銘(上海市・青山学院大学4年)■王沁(陝西省・慶応義塾大学4年)■賀文彩(浙江省・一橋大学4年)■張昭(福建省・上智大学3年)■関青森(内モンゴル自治区・佐賀大学3年)

協会第38回業務執行理事 国交正常化45周年事業に向け記念事業推進委員会を設置へ
業務執行理事会の模様 業務執行理事会の模様

 (公社)日中友好協会は8月4日午後、協会事務局の会議室で第38回業務執行理事会を開催した。岡温理事長が議長を務めた。

 冒頭、岡理事長が7月に北京を訪問した丹羽宇一郎会長を団長とする協会代表団の活動について報告。2017年の日中国交正常化45周年に向け、両国共同で記念事業を行う計画などを中国側に提案したことを伝えた。

 議事では、主に当面の事業・活動について話し合った。国交正常化45周年記念事業については、実現に向けて新たに記念事業推進委員会を立ち上げ、宇都宮徳一郎副会長が委員長を務め準備に取りかっていくことを決めた。

 また、6月の定款改正によって新たに業務執行理事となった副会長4人が、各委員会の委員長を務めることに決めたほか、新理事3人が担当する委員会を割り当てた。

 業務執行理事会の出席者は次のとおり。

 酒井哲夫(広報)、松本龍(組織)、橋本逸男(事業)、宇都宮徳一郎(財政)、岡温、西堀正司、小野寺喜一郎、大薮二朗、永田哲二 ※カッコ内は委員長を務める委員会

宋慶齢国際青少年交流サマーキャンプ 中国で友達になろう!協会派遣の日本高校生が参加
浴衣や甚平を着て日本文化を紹介した 浴衣や甚平を着て日本文化を紹介した

 中国宋慶齢基金会(北京市)が主催する「第6回宋慶齢国際青少年交流サマーキャンプ」が7月22日から29日まで実施され、(公社)日中友好協会は日本の窓口となり、日本人高校生9人、事務局1人を派遣した。

 同キャンプの目的は青少年間の国際交流の土台を作ること。今回は世界22カ国の青少年約360人が北京に集まり、「中国で友だちになろう」をテーマに積極的に交流した。日本からは、協会が窓口となった国際基督教大学高等学校(東京・小金井市)の生徒9人、法人日本宋慶齢基金会から6人、他校の教師2人が参加した。

 北京での開幕式では学生達がパフォーマンスを披露。日本の学生はソーラン節で盛り上げた。ナショナルデーでは国ごとにテントが与えられ、全員が民族衣装を着用し、バザーのように自国の物を並べ物々交換を楽しんだ。日本の学生も浴衣や甚平で応対し、カラフルで楽しいひと時を過ごした。楽器、中国結、カンフーなどの中国文化体験も用意され、一緒に体験することで他国の学生と交流を深めた。

その後、参加者は2コースに分かれて地方都市へ移動。日本の高校生は夜行列車で内モンゴル自治区へ向かい、赤峰市内の学校を訪問したほか、大草原を舞台に綱引きなどのスポーツ交流で汗を流し、国境を越えた友だち作りを経験した。

岐阜市立図書館と杭州図書館が友好交流協定 今後は図書交換、職員交流など
写真提供/岐阜市立図書館 写真提供/岐阜市立図書館

 岐阜市立図書館と中国・杭州市の杭州図書館が友好交流協定を結んだ。8月8日に岐阜市内で調印式が行われた。

 両市は1979年から友好都市提携を結ぶ。今春に岐阜市の細江茂光市長、早川三根夫教育長らが杭州図書館を訪れたことなどがきっかけで協定調印に至った。

 調印式には、杭州図書館の褚樹青館長が事前に署名した協定書を持参した劉冬副館長が出席。劉副館長は「ただ本の貸し借りするだけの場所ではなく、人との絆を作る文化活動の場にしたいという思いが共通している」と述べ、岐阜市立図書館の吉成信夫館長と、互いに「西湖全景」と「岐阜市今昔写真集」を一冊ずつ交換した。

両館は今後、図書の交換や職員の相互交流、イベント開催などを通じて交流を深めて行く。

岐阜市立図書館は、協定調印を記念し、杭州市と杭州市図書館に関する展示を行った(写真)。

中国の抗日戦争勝利70年式典 49カ国の首脳・政府代表 10の国際機関が参加へ

 中国政府は9月3日に開く「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念式典に、49カ国の首脳や政府代表、10の国際機関などが参加すると発表した。

 当日は北京市の天安門広場で記念式典と軍事パレード、習近平国家主席による重要演説が行われる。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵大統領が参加する予定で、49カ国の首脳、政府代表のほかにもドイツのシュレーダー元首相、日本の村山富市元首相ら6人の政府首脳経験者、各国の中国駐在大使らが招かれ出席する。

抗日戦争勝利70年記念式典への出席国・機関

【首脳級】(30人)
ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カンボジア、チェコ、コンゴ民主共和国、エジプト、カザフスタン、キルギス、ラオス、モンゴル、ミャンマー、パキスタン、韓国、ロシア、セルビア、南アフリカ、スーダン、タジキスタン、東ティモール、ウズベキスタン、ベネズエラ、ベトナム、エチオピア、バヌアツ、アルゼンチン、キューバ、アルジェリア、ポーランド、北朝鮮、タイ

【政府代表】(19人)
オーストラリア、ブラジル、フランス、ハンガリー、インド、イタリア、リビア、マレーシア、オランダ、チュニジア、ニュージーランド、シンガポール、イギリス、カナダ、ドイツ、ルクセンブルク、パプアニューギニア、米国、欧州連合(EU)

【国際・地域組織】(10人)
国連事務総長、世界保健機関(WHO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、国連工業開発機関(UNIDO)、赤十字国際委員会(ICRC)、独立国家共同体(CIS)、上海協力機構、上海協力機構地域対テロ執行委員会、集団安全保障条約機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議

2022年北京冬季五輪が決定! 史上初の夏冬五輪開催都市に

 岐阜市立図書館と中国・杭州市の杭州図書館が友好交流協定を結んだ。8月8日に岐阜市内で調印式が行われた。

 両市は1979年から友好都市提携を結ぶ。今春に岐阜市の細江茂光市長、早川三根夫教育長らが杭州図書館を訪れたことなどがきっかけで協定調印に至った。

 調印式には、杭州図書館の褚樹青館長が事前に署名した協定書を持参した劉冬副館長が出席。劉副館長は「ただ本の貸し借りするだけの場所ではなく、人との絆を作る文化活動の場にしたいという思いが共通している」と述べ、岐阜市立図書館の吉成信夫館長と、互いに「西湖全景」と「岐阜市今昔写真集」を一冊ずつ交換した。

両館は今後、図書の交換や職員の相互交流、イベント開催などを通じて交流を深めて行く。

岐阜市立図書館は、協定調印を記念し、杭州市と杭州市図書館に関する展示を行った(写真)。

名古屋総領事館と交流会 地方交流などテーマに懇談ー中部6県日中
あいさつする葛廣彪・総領事 あいさつする葛廣彪・総領事

 駐名古屋中国総領事館主催の「中部6県日中友好協会との交流会」が7月24日に愛知県・南知多の和風旅館「粛海風」で開かれ、(公社)日中友好協会副会長の酒井哲夫・福井県日中会長、同理事長の岡﨑温・愛知県日中副会長、杉山幹夫・岐阜県日中会長、金尾雅行・富山県日中会長、松野静代・三重県日中副理事長、木多義隆・石川県日中事務局長ら中部6県の代表者・責任者ら10人が参加した。また総領事館から葛廣彪・総領事、康暁雷・副総領事、呉卓・領事、趙紅霞・領事ら7人が出席した。

 冒頭、葛総領事は「昨年11月以来、日中首脳会談が2回開かれ、両国関係は改善されつつある。中日友好の根本は民間の友好にあり、中日関係の未来は両国民の手中にある。中部6県の友好協会が伝統を継承し、友好交流にさらに尽力してほしい。本日の交流会を通じて認識を共有したい」と述べた。

 これに対し、酒井・福井県日中会長は(公社)日中友好協会の今年上半期の主な活動を振り返った後、「両国関係が困難な時こそ、民間の友好交流を強化していかなければならない。8月の安倍首相の談話は、協会にとっても両国にとっても重要なものとなる。両国関係が発展する方向で談話を発表してほしい。2017年には日中国交正常化45周年を迎える。各県協会がアイデアを出し合い、友好関係の発展を図っていこう」と呼びかけた。

 交流会では、今年の交流事業や地方交流をいかに促進するかなどについて積極的に話し合われた。また、交流会後には懇親会が開かれ、日本舞踊や落語など日中双方の文化芸術が披露され、大いに盛り上がった。(愛知県日中事務局長 佐藤豊)

日中友好フォーラムin北海道 丹羽宇一郎会長が基調講演ー北海道日中
講演する丹羽会長。札幌Lプラザで 講演する丹羽会長。札幌Lプラザで

 8月4日、札幌市内のLプラザで「日中友好フォーラム in 北海道」(北海道日中友好協会共催)が開かれた。フォーラムでは、丹羽宇一郎(公社)日中友好協会会長が基調講演し、「危機を突破する知恵」と題して1時間に渡って話した。

 冒頭、葛総領事は「昨年11月以来、日中首脳会談が2回開かれ、両国関係は改善されつつある。中日友好の根本は民間の友好にあり、中日関係の未来は両国民の手中にある。中部6県の友好協会が伝統を継承し、友好交流にさらに尽力してほしい。本日の交流会を通じて認識を共有したい」と述べた。

 開催に先立ち、青木雅典・北海道日中友好協会会長が共催・後援団体を代表して「丹羽会長は商社マン、中国大使として30年以上に渡り中国との長いお付き合いがあり、政財界のトップクラスとの交流にも通じている。中国問題では第一級のエキスパートであり、講演を聞く機会を得たことは非常に光栄である」とあいさつされた。

 第一部の基調講演で丹羽会長は「今、日中関係で最も注目すべき点は8月15日の戦後70周年の首相談話の内容であり、もう一つは9月3日の抗日戦争勝利記念軍事パレードである」と話され、「とりわけ、軍事パレードはここ数年行っていないので、習近平国家主席が軍を把握したことを示す出来事になる」と言われた。

 また、第二部のパネルディスカッションでは、北海道活性化と中国との関わり方について意見され「中国では1億人が海外旅行する時代。北海道は(1)観光立国(2)農業立国として自立し、中国を大いに活用するべきである」と述べた。

 最後に丹羽会長は、「日中間には現在300を超える友好都市があり、2017年の国交正常化45周年を記念して500の交流事業の計画を立てて行きたい。先日、訪中し提案をしたところ、賛同を得たので是非実現に向け進めたい」と抱負を述べた。
(北海道日中事務局長 五島震二)

日中の46人がバス2台でイチゴ狩りと温泉交流ー熊本県日中
イチゴ狩りを楽しんだ参加者 イチゴ狩りを楽しんだ参加者

 熊本県日中友好協会(重岡和信会長)は5月31日、イチゴ狩りと温泉交流会を開催した。留学生28人を含む46人が参加した。

 当日、参加者はバス2台に分かれて出発。まず、阿蘇立野・木之内観光農園でイチゴ狩りを楽しんだ。朝9時半に着いた時には他の利用客はなく、ゆっくりとイチゴ狩りを楽しむことができた。イチゴは5、6品種あった。

 その後は白水温泉瑠璃を訪れ、美人の湯と言われる温泉でゆったりとした後、大広間に集まり食事をした。温泉支配人による阿蘇と白水地区の観光紹介のほか、参加者の自己紹介などで交流を深めた。白川水源では、水源の水を飲んだり、留学生は紙すきを楽しんだ。時間が足りないようだったが、皆が喜んでいた。

日中60人が「友好王国」建国 上高地で50回目のキャンプー長野県日中

 長野県日中友好協会の青年委員会(石崎琢哉委員長)と女性委員会(島津美智子委員長)は8月8・9日、上高地・小梨平キャンプ場で第50回日中友好キャンプを開催した。留学生や中国大使館員、国際交流員、会員など60人余りが参加し、楽しい2日間を過ごした(写真)。

 開会式で「友好王国」建国を宣言した石崎委員長は「50回目の友好キャンプを協力して成功させよう」とあいさつ。続いて堀洋一・松本市都市交流課長、西堀正司・県日中理事長、王磊・中国大使館三等書記官らもあいさつした。

 その後は赤、青、緑、黄色、白の5色のバンダナを目印に班に分かれ活動。まずは大正池を目指して大自然を散策し全員英気を養い、その後は、炭火おこしに悪戦苦闘しながら夕食の準備にかかり、焼肉バーベキューに舌包みを打った。夜はコミュニティーセンターに移り両国青年の語らいは夜遅くまで続いた。

 翌朝は6時起床。ラジオ体操で体をほぐした後、各班それぞれが味自慢のカレーを作りおいしく食べた。食後は若者が明神池コースの散策に出かけ、女性委スタッフはこの間おにぎりなど軽食を準備し、一行が戻ったところで腹ごしらをした。

 閉会式で島津委員長が「今日は長崎原爆の日。平和を願い、キャンプの中ではぐくまれた日中友好を大切に今後に生かしましょう」とあいさつ。県国際交流員の董彤さんは「初めて参加したが本当に楽しかった。青年や女性委員会の皆さんが活躍している姿に感銘を受けた。もっと友好を深めたい」と述べた。

留学生と海を楽しむ ビーチバレーボールなどー秋田地区日中
ビーチバレーボールを楽しむ参加者 ビーチバレーボールを楽しむ参加者

 秋田県在住の中国人との夏の交流行事「海に親しむ会」が7月26日、秋田県潟上市の出戸浜海水浴場で開かれ、ビーチバレーボールや焼き肉パーティーなどを楽しんだ。

 秋田地区日中友好協会(小木田喜美雄会長)と県日中友好協会女性委員会(石黒かほる会長)の主催。両会会員と秋田大学や秋田県立大学の留学生ら約60人が参加した。

 前日の豪雨がうそのように快晴となり、開会にあたって事故防止のための注意も念入りにして、塩の香りを満喫しながら和やかなひと時を過ごした。

 遼寧省出身の瀋凌波さん(秋田大学大学院)は両協会の行事には初めての参加で、「今日はおいしいものをいっぱいいただき、楽しく遊んだ」と顔をほころばせ、今後の交流行事にもできるだけ参加したいと話した。

 事故のないのがなによりで、終始歓声につつまれた。
(理事 古谷孝男)

日中韓の小中高生が野球交流 福井市で開催 友好都市が縁
試合前に握手する福井市(左)と杭州市の両チームの代表 試合前に握手する福井市(左)と杭州市の両チームの代表

 福井市と中国・杭州市、韓国・水原市の子どもたちが野球を通じて国際交流を深める親善少年野球大会が8月1日から3日まで、福井市で開催され、白球を共に追いかけ友好の汗を流した。福井市野球連盟などが主催し、NPO福井県日中友好協会が大会運営に協力した。

 大会は2001年から福井市の姉妹都市などが持ち回りで毎年開いている。福井開催は4年ぶりで、日中韓の小中学生の計15チームが参加、中国からは杭州十三中学校の生徒が来日した。

 大会初日には、酒井哲夫・福井県日中会長が開会あいさつと始球式を行った。その後の第1試合では、杭州市十三中学と福井市の小学生による混成チームが対戦。体格では杭州市チームが上だったが、試合は17対3で福井市チームが勝った。

 大会中は、交流を目的とした交歓会も行われ、日中韓の野球少年たちにとって忘れられないひと夏の思い出となった。

武漢青少年卓球選手を招へい 相互交流定着化にはずみー大分市日中
卓球交流の模様。大分県営体育館で 卓球交流の模様。大分県営体育館で

 大分市日中友好協会(高倉秀志会長)は7月28日から8月1日の間、湖北省武漢市の体育学校卓球学校の中高生5人(男3、女2)、引率者3人を招き、大分市内の中高生らと練習試合などを通じて友好交流を深めた。

 武漢チームはいずれも全国レベルで、上位入賞も。大分市内の卓球少年多数が参加、練習試合でのプロ級の技術やハードな練習ぶりは大いに刺激を与え、勉強になったと感想を寄せた。

 大分市日中は卓球連盟と協力していて、これまでも北京での日中友好交流都市中学生卓球交歓大会に友好都市武漢市チームと組んで出場、好成績をあげている。その成果の上に、2013年に武漢市チーム、14年に大分市チームの相互訪問が実現した。今後の定着化を目指し、さらに友好交流を深めることにしている。
(理事・安東信二)