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ニュース2015年6月1日号のニュース

南京城壁修復協力20周年記念行事 平和、不再戦の誓い新たに
20周年記念式典の模様。5月15日、南京中日友好会館・鐘山庁で 20周年記念式典の模様。
5月15日、南京中日友好会館・鐘山庁で
日中の400人が集う

 (公社)日中友好協会と中国人民対外友好協会、中日友好協会、江蘇省人民対外友好協会が主催する「南京城壁保存修復協力事業20周年記念行事」が5月15日、江蘇省南京市で盛大に行われた。全国各地の協会員をはじめ、協会代表団や大学生訪中団など日本から約220人が参加、中国側と合わせて約400人が歴史的行事を振り返り、「日中平和」への誓いを新たにした。

 当日は雨天のため、午前中の記念式典は南京中日友好会館で開催された。

 式典には林怡・中国人民対外友好協会副会長、王秀雲・中日友好協会副会長、呉錫軍・江蘇省人民対外友好協会会長、儲永宏・南京市副市長ら要人多数が参加。日本側は、同事業を提唱した故平山郁夫・前(公社)日中友好協会会長夫人の平山美知子氏ら家族が参加した。会場には中国中央テレビの取材班が入るなどメディア関係者の姿が多く、式典の様子は国内のニュース番組で放送された。

 林怡副会長はあいさつで「事業の成果は、戦禍で壊された城壁を修復しただけでなく、中日両国民の心に平和と友好の”長城”を築いた。南京城壁は今、友好のシンボルになっている」と述べた。続いて、酒井哲夫・協会副会長が「歴史を銘記し、平和を守り、友好を深め、未来を共に創る、という記念行事の趣旨を胸に刻み20周年を祝いたい」とあいさつし。呉錫軍会長は両国の若者に向け、「南京城壁にまつわる歴史を正しく理解し、世々代々にわたる中日友好を築いてほしい」と期待を述べた。

 また、式典では日中双方の大学生がそれぞれスピーチを行い、平和への思いを発表。日本側学生代表の浅井まなさん(名古屋大学3年)が「これからの日中関係の発展には私たち学生の純粋な相互理解が不可欠。それこそが、日中の友好ひいては平和へとつながる近道だと考えている」と述べると、会場から大きな拍手が上がった。

 午後は南京大虐殺記念館を訪れて献花し、犠牲者に哀悼の意を表したほか、遊覧船で秦淮河を下りながら城壁を見学した。大学生訪中団は南京大学などで学生交流を行った。

 夜は南京中日友好会館で記念レセプションが開かれ交流を深め、日中双方の大学生が歌や踊りを披露して盛り上がるなど会場は友好ムードにつつまれた。

 詳細は、「事業・活動のご案内」のページを参照。

中国の大学生と率直に交流 日中友好大学生訪中団
交流する日中の大学生 交流する日中の大学生 相互理解深め帰国

 協会派遣の日中友好大学生訪中団(団長=小野寺喜一郎協会常務理事)97人が5月14日から20日まで南京、蘇州、上海、北京を訪問し、中国理解を深めて帰国した。中日友好協会が受け入れた。

 一行は、全国の都道府県協会が推薦した大学生で編成。「南京城壁修復20周年記念行事」に参加し戦争や平和について考えたほか、南京や蘇州の大学を訪れ中国の学生と若者らしく率直に交流した。団員の村田可惟人さん(関西大学2年)は「実際に会った中国の人の印象は日本のテレビで見るのとはまるで違った。交流する中で、(日中の若者は)みんな変わらないと気づいた」と話した。

 詳細は、「事業・活動のご案内」のページを参照。

ピンポン外交、忘れずに伝える
除幕式の模様 除幕式の模様 記念モニュメントが完成 愛知県体育館で除幕式

 日中、米中の国交正常化につながった「ピンポン外交」の記念碑が愛知県体育館(名古屋市中区)に設置され、5月19日に除幕式が行われた。

 ピンポン外交は1971年に同体育館で開催された第31回世界卓球選手権大会中、米中両国の選手が偶然同じバスに乗り合わせたことで交流が始まり、それが国家間の友好関係にまで発展した出来事。

 当日は大村秀章・愛知県知事や程永華・駐日中国大使、スティーブン・コバチーチ在名古屋米首席領事ほか、ピンポン外交に深く関わった後藤鉀ニ・元日本卓球協会会長の息子で自らも日中の卓球交流に尽力してきた後藤淳・NPO愛知県日中友好協会会長、新開輝夫・名古屋姉妹友好都市協会会長(名古屋副市長)らが除幕。式には当時大会に出場した日本選手16人も参加し、竹内敏子さん(中京大学名誉教授)が代表であいさした。協会の岡﨑温理事長(愛知県日中副会長)も列席した。

 記念碑は縦3m、横7mの陶板で、日中の書家が揮毫した「友好」「平和」「愛」「夢」の文字やピンポン外交の説明や写真などが掲載されている。

 程大使はあいさつで後藤鉀ニ氏の名を挙げ、「関係改善のきっかけをつくった人を忘れることはない」と述べた。一方、後藤会長は「この大会をいつまでも忘れず、大事に伝えていきたい」と話した。

協会第18回定例理事会開く 南京城壁20周年行事の成果を報告
第18回臨時理事会の模様 第18回臨時理事会の模様

 (公社)日中友好協会は5月26日午後、東京・千代田区の協会事務局の会議室で第18回定例理事会を開いた。理事13人が出席し、大薮二朗常務理事が議長を務めた。

 冒頭、橋本逸男副会長があいさつし、続いて岡﨑温理事長が最近の活動について報告した。岡﨑理事長は5月15日に南京で開催した南京城壁保存修復協力事業20周年記念行事が成功裏に終わり、共催した中国側の評価が高かったことを伝えた。

 議事では、6月18日に開く第6回定時総会に提案する2014年度の事業・決算報告および田邊恵三監事による監査報告、定款・諸規則等の改正案、役員人事などについて討議し、承認された。役員人事では、役員選考委員長の西堀正司常務理事の報告をもとに話し合い、辞任に伴う理事職の補充に向けた人選を行った。このほか、当面の事業活動について意見を交わした。

 なお、協会は第6回定時総会終了後に、16時から東京・一ツ橋の日本教育会館で創立65周年を祝う記念レセプションを開く。

第18回定例理事会の出席者は次のとおり。
(理事)橋本逸男 宇都宮徳一郎 岡﨑温
 西堀正司 大薮二朗
 小野寺喜一郎 永田哲二 秋岡栄子 佐藤洋一 蘓武多四郎 田中彰寿 古本英之 本田幸子
(監事)田邊恵三

韓志強・駐日公使が離任
韓公使を囲んで。左から西堀正司常務理事、岡﨑理事長、汪婉参事官、韓公使、小野寺喜一郎常務理事 韓公使を囲んで。左から西堀正司常務理事、岡﨑理事長、汪婉参事官、韓公使、小野寺喜一郎常務理事 岡﨑理事長が感謝の意を伝える

 駐日中国大使館の韓志強公使が約3年10カ月の任務を終えて離任した。

 韓公使は駐フィジー大使からの転任で2011年7月に来日。誠実な応対で職務を全うする姿勢が印象的だった。

 韓公使は5月13日午後、日中友好大学生訪中団研修会のために中国大使館を訪れていた協会の岡﨑温理事長らと館内で懇談し、離任のあいさつを述べた。岡﨑理事長は韓公使の在任中の温かい支援と協力に対し、深い感謝の意を表した。

 韓公使は本紙の取材を受け、今回の任務を次のように振り返った。

 3年10カ月。中日関係は良い時も、困難な時もあった。振り返れば、思うところも多く感無量だ。その中で私の心に明確に残ったことがある。密接な隣国である中日両国は仲良くしなければならい、ということだ。国民感情の悪化が叫ばれるが、両国民同士は良好な関係を望んでおり、それが基本なのではないだろうか。そう考えれば、両国の将来はきっと明るいはずだ、と思えてくる。

 韓公使は本紙の取材を受け、今回の任務を次のように振り返った。

 日中友好協会の皆さんの役割りはこれまで以上に大きくなっている。皆さんの新たな貢献に私は期待しているし、外交官として、一人の中国人として、皆さんと共に、この目標に向かって努力していきたい。

駐札幌総領事館 孫振勇氏が新総領事に就任

 5月9日、駐札幌中国総領事館に孫振勇総領事が新たに着任した。北海道日中友好協会の古本英之名誉顧問らが千歳空港で出迎えた。

 孫総領事は1960年山東省生まれ。85年に山東大学外国語学部日本語学科を卒業し、同年中国外務省へ。92年から95年までは駐日中国大使館に勤務した。その後は外務省交人員服務局局長助理、駐イスタンブール副総領事、外務省領事局参事官を歴任し、2012年9月からは黒竜江省ジャムス市副市長を務めていた。今回の妻の唐璞領事・同総領事館領事を伴い着任した。

上海市対外友協代表団が来日
北海道での歓迎夕食会。左3が周副会長。その左隣が青木会長 北海道での歓迎夕食会。左3が周副会長。その左隣が青木会長 北海道日中が歓迎会開く 横浜日中は友好都市交流

 上海市人民対外友好協会代表団が4月21日から25日まで来日、東京、横浜、北海道を訪問した。寄せられた交流報告などを紹介する。

道日中を訪問

 4月23日、周亜軍副会長ら上海市人民対外友好協会代表団4人が、研修と友好交流促進を目的に北海道を訪れた。

 まず、北海道庁の高井副知事を表敬訪問し、北海道日中友好協会事務所に来所した。道日中では大嶋薫副会長、古本英之名誉顧問、五島震二事務局長らが出迎え懇談した。

 周亜軍団長に北海道の印象をお聞きすると「初めて北海道を訪れ、空港から札幌に向かう車の中から見る景色で緑の多さが印象的です」と話された。事務所でアイスクリームを用意し、「このアイスは、札幌郊外の江別町村農場でつくられたもので、1998年に当時の江沢民国家主席が北海道を訪れた時、美味しいと召し上ったものです」と紹介し勧める、「美味しい」と味わっていた。

 その後、NPO法人札幌中国友好協会、株式会社ホーム企画センターを訪れ、夕方には札幌のホテルにて、道日中主催の歓迎夕食会が開かれた。夕食会の冒頭、青木雅典道日中会長が歓迎のあいさつをし「北海道と上海は飛行機の直行便が飛んでおり、道や各企業の事務所が上海に駐在し、年々観光客を始め交流往来が増加している」と話された。懇談では観光、エネルギー、環境などの話題が上り、短い時間で有ったが大いに親善交流の場となった。
(道日中事務局長 五島震二)

横浜日中と交流

 一方、この前日の4月22日午前、一行は横浜日中友好協会の案内で横浜市役所国際政策局を表敬訪問。同協会の飯田助知会長ら6人が同行した。その後は横浜公園内にある2013年に上海との友好提携40周年を記念して植樹した上海市の花・ハクモクレンの前で記念撮影を行い、元町の日本料理店で関係団体を含めた交流昼食会を開いて親睦を深めた。

”新たな植林の始まり”ー宮城県日中
植林作業の様子 植林作業の様子

 宮城県日中友好協会(江幡武会長)は4月15日から19日まで、新たに始める5期目の植林事業のため、吉林省長春市農安県楡樹林機械林場を訪れた。農安県は吉林省の中部にあり、最重要食料基地の一つであり、遼の時代に北方の政治・軍事の中心地であり黄龍府の城址でもあった。

 宮城県日中はこれまで吉林省で1期3年の植林事業を白城市洮南、松原市扶余、四平市双遼、長春市九台で12年にわたって1200ヘクタールの植林を実施してきたが、この間、植林だけではなく植林地の農民や植樹を手伝ってくれた地元中学生との交流、地元の中学校訪問・カレー交流、養老院訪問、朝市見学と市民交流、長春大学日本語科の学生との交流などを行い、時に日本人を初めて見た子どもや市民との出会いなど、観光旅行では味わえない市民交流を積極的に行ってきた。

 今回の農安でも、樟子松の植林で手伝ってもらった林場の職員との交流、途中で立ち寄った鎮の種苗店での交流、朝市の売り子さんとの交流、昨年植林地を下見した時に写した太極拳講師ご夫妻の写真提供、尼寺金剛寺の責任者との交流、高速鉄道に乗る途中トイレタイムで立ち寄った徳恵の生殖保健医院の院長先生たちとの交流等々、新たな交流が始まった。新たな植林の始まりは、新たな市民との交流の始まりでもある。今後が大変楽しみとなった。
(事務局長 武智英生)

 吉林省人民対外友好協会と同省林業庁は今回、宮城県日中の長年の協力に敬意を表し、事業の成果をまとめた報告書(写真)を作成し贈った。表紙には「植中日友誼樹 造世代常青林」の言葉が記されている。

地元の佐保川で留学生と観桜会開催ー奈良県日中
にぎわう観桜会の様子 にぎわう観桜会の様子 桜は万満開、最高の花見日和に

 奈良県日中友好協会(梶川虔二会長)は4月4日、奈良市内の佐保川堤防沿いで2年ぶりに観桜会を開催した。会員と留学生15人が参加した。前日は雨で天候を心配したが、花見を歓迎するかのように晴れ空となった。

 佐保さんは、同県下の小中学校で教諭、校長を歴任し、2010年に広州日本人学校校長に就任、13年に帰国した。講座では文化・習慣の異なる外国でいかに現地の人とコミュニケーションを図り、日本との違いを理解するまでには及ばなくても「知る」ことの大切さを熱く語った。

 当日は、地元の佐保川桜まつりも開催され大変なにぎわいに。桜は万満開、天候にも恵まれ最高の花見日和となった。

 古久保勲理事長が「今日は勉強ばかりでなく、花見を気軽に楽しんで下さい」と開会あいさつを述べて宴会は始まり、同協会が準備したおつまみやビール、ジュース、お茶のほか、古久保理事長から巻き寿司やお酒の差し入れがあり、留学生と和やかな交流・懇親を深め合った。奈良地域中国留学生学友会会長で、奈良女子大大学院で学ぶ黄家玉さんは「奈良に来て3年ですが花見は初めて。きれいな花で感動した。今年秋に帰国するが、日本と関係のある仕事に就きたい」と話した。

 当日は、奈良新聞が取材に訪れ、観桜会の様子は県内に広く伝えられた。

SAKURA祭に参加 中国グルメや雑貨を販売ー熊本県日中
手作り餃子や肉まんを販売した 手作り餃子や肉まんを販売した

 熊本県日中友好協会(重岡和信会長)は3月22・23日、熊本市国際交流会館で開催された「SAKURA祭」に参加した。同祭は、NGO団体が協働で行う催し。同協会も主催構成団体の一つとして取り組んだ。

 昨年までは留学生の手作り餃子や中国コーヒーなどのグルメと、中国小物雑貨の販売を行っていたが、今回はそれに加えて熊本学園大学の叢丹さんの中国民謡ステージも披露した。

 会期中は晴天に恵まれたが、逆に絶好の行楽日和となったために各地で多くの催しがあり、来場者は少なく、留学生の餃子や肉まんの売れ行きは思うようにいかなかった。それでも、和気あいあいと来場者との交流に花が咲いたり、他団体との親睦を深めることができ、楽しいSAKURA祭となった。

恒例の日中友好花見を開催国際色豊かな顔ぶれーNPO三重県日中四日市支部
花見に参加した70人の学生たちと 花見に参加した70人の学生たちと 過去最高の学生70人が参加

 NPO三重県日中友好協会四日市支部は4月12日、20数年来恒例となっている日中友好花見を海蔵川の河川敷で開催した。四日市日本語学校の学生たちを招待し、日本の花見を体験してもらった。

 ブルーシート12枚を敷いた会場には、過去最高の70人の学生が参加。中国、ベトナム、ネパール、韓国、タイ、フィリピンと国際色豊かとなった。

 計10kgの牛・豚・トリ肉と豊富な野菜、焼きそばや肉まんなどが次から次へと若者たちの胃袋におさまり、お楽しみのビンゴゲームでは会員から集めた景品入りの紙袋70個を用意され、獲得した景品を見せ合う、うれしそうな顔が並んだ。

  また、四日市市国際課の協力を得て、毎年学生に贈っている絵ハガキも自慢のプレゼントの一つ。四日市市のイラストが描かれており、学生にはそれぞれの故郷にいる両親や友人に「四日市で元気に勉強しているよ」などと手紙を出すよう教えている。いつか祖国に帰った後、自分の出した絵ハガキを見ながら日本と四日市を思い出してほしいと思い、毎年続けている。

東京都日中が「認定NPO法人」に! 念願の取得 財政確立の一助に

 NPO東京都日中友好協会(宇都宮徳一郎会長)は4月27日、東京都から「認定」を受け、念願の「認定NPO法人」(以下、認定NPO)となった。同協会は2000年にNPO法人を取得、13年6月の総会で財政確立の一助として「NPO法人」から認定NPOの取得を目指すことを決め、活動を続けてきた。

 認定NPOになるには「公益性のある団体である」「組織運営や活動内容が適正で透明性がある」ことなどが求められる。条件は厳しく、全国約4万8000のNPO法人の中でも限られた法人しか認定されていなかったが、12年の「改正NPO法」の施行で認定要件が大幅に緩和された。

これからが正念場

 認定NPOになる最大のメリットは、寄付した個人・団体・企業に対して所得税控除や損金算入など一定の税制上の優遇制度が導入されること。同協会は、この制度を積極的に活用し、財政を確立させ、活動を発展させたいと考えている。

 取得に当たっては、パソコンや会計ソフトを買い替えたり、会計処理方法や代表権を変更したり、提出資料を揃えたりなど作業は容易ではなかった。さらに、最も困難な要件として「毎年100人以上から一人3000円以上の寄付を得る」必要があり、これには「認定撮取ろう100人会」を立ち上げ、入会と寄付を募った。

 全国では富山県日中友好協会に続く認定NPO取得となる。同事務局は「これからが正念場。寄付してくださる方々の力なくして認定NPOの継続はできない。活動に対し多くの方々から賛同を得られるよう臨みたい」と気を引き締めている。

定期大会と講演会に140人訪中する大学生の壮行会もー岡山県日中
抱負を述べる大学生たち 抱負を述べる大学生たち

 岡山県日中友好協会(景山貢明会長)は4月29日、2015年度定期大会を記念して、講演会とレセプションを140人を超える参加者で開催した。

 駐大阪中国総領事館の孫忠宝副総領事が「隣国の皆様を大事にしよう~中日間諸問題について」と、(一社)日中協会の白西紳一郎理事長が「ジャカルタでの首脳会談後の日中関係~民間友好の立場から」と題してそれぞれ講演し、二人からは、日中間にある諸問題解決に向けての提言がなされた。

 レセプションは中国人留学生の李文文さんの郷愁を誘う笛の演奏で幕を開け、県内選出の国会議員や自治体首長からのあいさつと乾杯ののち、和やかな雰囲気のなか、3月の15年度第1次訪中団の報告や6月の舞劇「朱鷺」岡山公演と講演前日の上海歌舞団の歓迎交流会の案内、8月の大型訪中団への参加呼びかけが行われた。また、5月14日からの日中友好大学生訪中団に、岡山から参加する大学生13人の壮行会も行われた。壮行会では団員が自己紹介と抱負を述べ、岡山県日中からは友好手帳とカンパが一人ずつに手渡された。

 日中友好の輝かしい未来を感じる盛大な大会記念行事となった。

中国大使館を表敬訪問「牡丹開花確認の旅」実施ー須賀川市日中
大使館玄関前での記念撮影 大使館玄関前での記念撮影

 福島県・須賀川市日中友好協会(水野正男会長)は4月28日、「中国大使館表敬訪問・牡丹開花確認の旅」日帰り旅行を実施した。会員21人が参加した。

 午前11時前に着いた中国大使館では、友好交流部参事官の汪婉大使夫人ほか、交流部書記官の出迎えを受け、昨年10月15日に植栽した須賀川牡丹の銘花10本開花を確認した。追肥など肥培管理を若干行い、今後の管理方法を託した。また、大使館玄関前で、汪婉参事官および孟素萍・張席煒・王磊書記官らと共に記念撮影を行った。

 会議室での交流懇談会では、汪婉参事官から厳しい日中関係の改善の動向や青少年交流や県知事、民間団体の友好往来、研修生や留学生の動向、全人代会議における経済政策など解りやすく講義いただき、若干の意見交換と福島空港の中国東方航空の運航再開の要請を行った。その後の昼食レセプションでは有意義な友好交流ができ、参加者一同も大満足。今後の日中友好運動の取り組みに生かしたいと喜んでいた。

 午後は都内・虎ノ門にある東京中国文化センターで開催されていた「2015年ビジュアルチャイナ中国青年芸術家画展」を参観。バスの車窓からスカイツリーを望見しながら帰路についた。車内では皆が満足した面持ちで、「有意義で好評だった」と総括もでき、役員たちも喜んでいた。
(会長 水野正男)

中国語を話す機会を提供!日中ペアで自由会話 第1回日中言語交流会が開催
ペアになって会話する日中の参加者 ペアになって会話する日中の参加者

 中国語を学びたい。中国語を学んでいる。でも、話す機会がない。そんな方々が多いのではないでしょうか。一方で日本語を学んでいるけど、話す機会がないという中国人の方々も大勢います。

 そんな方々のマッチングを行ったのが日中言語交流会です。

 千代田国際語学院の教室をお借りし、4月27日に第1回目を実施しました。アモイ理工大学の学生8人を含む、日本人11人、中国人11人による1対1の会話を約2時間にわたり行いました。

 1組の日本語会話の時間5分、中国語会話の時間5分が終わると、ペアを変え、また次のペアになって会話をしました。

 中国語の時間になると中国人からうれしそうな声があがり、日本語の時間には、日本人からほっとしたような表情が出ていました。

 第1回目ということで、皆さんの会話がどれだけ続くのか不安に思っていましたが、その心配は杞憂に終わり、非常に盛り上がっていました。ぺア交換の時間になっても話していたり、連絡先を交換したりと知り合いになる良いきっかけになったと感じました。

 今回の目的としては、1.中国語、日本語を話す機会を作る 2.日本人、中国人の友だちを作る、でした。これら2つとも達成できた人たちが多かったのではないでしょうか。

 教室の大きさに限りがあり、始まったばかりなので、当面大々的には募集ができませんが、月1回のペースで実施したいと思います。
(NPO東京都日中青年委員会 伊藤洋平)